クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

青空の日に

6月の初めの今日、玄関の扉を開くと青空が広がっていた。電車が多摩川を越える時には富士山が見えた。

こんな日は何か始めなくてはならない。そういうわけでブログを開設してみた。

私は勤め人であり、勤めてしばらく経っている。中年でも青年でもない年で、登山・ランニング・読書・将棋とその他いくつかのことが好きである。

日々無機質な仕事に忙殺されると、頭の中で金属がこすれるような不協和音が鳴る。言葉の流れが途絶え、快不快の感情だけが生理的反応として起こり、人というよりミドリムシにでもなったような気になる。

空疎な日常には言葉という潤滑油が必要だ。青空を見ながら、頭の歯車に言葉を流し、つんざく金属音を消そうと思った。

私は登山・ランニング・読書・将棋とその他いろいろなことが好きだが、これから思いつくままに綴ろうと思う。

青空に刷毛で撫でたようなすじ雲がかかったこの日にこれを記す。