クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

'90アメリカ滞在記・7歳の見た異国ーワシントンD.C.

この文章はすべて記憶任せなので時系列も事実関係もどの程度正しいかわからない。何せ7歳だし、7歳が書いたと思って読んでほしい。

西・北と来たので今度は東に行ってみたい。東はワシントンD.C.まで行った。飛行機に乗ったのだろうか、車で行ったのだろうか。そのあたりは曖昧だ。ワシントンD.C.の印象はいきなりドーンと着いたような感じなのだ。

 

いきなりドーンと現れたのは国会議事堂、the Capitolだ。大理石の宮殿といった雰囲気で、こんなに美しい建物があったのかと思う。最初にワシントン記念塔(Washington Monument)に登り、議事堂を見下ろすと、宮殿とういか神殿といった荘厳さを感じた。

後に日本の国会議事堂を見た時は「なんと薄汚れた建物だ」と思ったのはこのthe Capitolとの対比からだ。日本も議事堂の中は綺麗らしいが私は入ったことがないのでわからない。一方でthe Capitolには入ってみたが、中も外とたがわぬ美しさで赤い絨毯が印象に残った。

 

次にホワイトハウスへ行った。大統領宅が公開されているところがアメリカというものだろう。日本の首相官邸が公開されることはあるのだろうか。部屋が色によって分けられていて、。当時の大統領はジョージ・H・W・ブッシュ、父親の方だ。

リンカーン記念館にも行った。リンカーンは我が住まいであるケンタッキーの英雄で、リンカーンの生家である丸小屋にも行った。リンカーンメモリアルもやはり大理石でできていて、真ん中には巨大なリンカーン像、建物脇には有名なゲティスバーグ演説が刻まれている。父親は8ミリビデオで熱心に撮っていた。

スミソニアン博物館にも入った。そこで何を覚えているかと言えば、たくさんの飛行機だった。銀色に光る爆撃機が巨大な倉庫の中で鎮座していた。本当はもっといろいろ展示物があったそうなのだが、時間がなくて、ばーっと見たら銀色に光る飛行機しか覚えていない。

 

ワシントンD.C.は美しい街だった。

西部とナイアガラはよく覚えていたので、2000文字を超える文になっているのに、ワシントンD.Cでは何があったかとんと思い出せない。

ホテルに泊まったこと。チェックアウトでばたばたしたことくらいだ。あとは議事堂周辺が綺麗だったこと、スミソニアン博物館はとんでもなく大きかったこと。

首都とはそういうものなのかもしれない。