クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

patagonia ナノエア vs mont-bell U.Lサーマラップパーカ

山に行けない。緊急事態宣言で山行を2つも中止した。

グチっても仕方ないので山道具を並べて妄想にふけるしかない。

 

今、我が家には化繊綿のジャケットが2つある。

1つは私のpatagonia ナノエア(右)。もう1つは相方のmont-bell U.Lサーマラップ パーカ()である。

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互いに自分の所有しているものを絶賛しているので、ちょっと比較してみようと思う。

 

①厚みと暖かさ

厚みはナノエアの方が厚く、サーマラップの方が薄い。

分かりにくいかもしれないが、写真で写すとこんな感じ。

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ナノエアは薄い防寒着、サーマラップは分厚いウィンドブレーカーというイメージ。

厳冬期の行動用ならナノエア、春秋ならサーマラップという感じか。あとはインナーやミッドウェアとのバランスにはなるので、甲乙つけがたい。

 

 ②フィット感はナノエアかな

 かなり個人的感想。お腹周りはナノエアの方が細い気がする。

私は172cm、55kgで男性用XSサイズを着ている。相方のサーマラップは女性用Lサイズ。ちなみに相方は私と身長・体重がほぼ同じである。

 

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モンベルは工夫が細かいぞ

モンベル製品は日本的繊細さを感じる部分が多い。

まずスタッフバッグが付いている。個人的には丸めてフードに収納するのでいらないような気がするけど、このあたり執念すら感じる。

 

あとウェストを締めるゴム。

これはポケットの中から引っ張る仕組みになっている。緩めるときはフロントに付いたつまみで操作。

そんなに凝らなくても。そんな執念のシステムである。

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④肌ざわり

ナノエアは柔らかい座布団みたい。適度にザラザラして気持ちがいい。

サーマラップはもうちょいツルツル。

好みだけど、私は綿に近いナノエアが好みかな。

両方とも撥水加工付きだけど、ガンガン洗うのですっかり取れてしまった。


コスパは・・・

patagonia ナノエア フ―ディ41,000円くらい

mont-bell U.Lサーマラップパーカ13,000円くらい

何かの間違いかというくらいの違い。私はアウトレットで買ったけど、それでも2万円はした。

サーマラップのコスパは最強。ナノエアは最新版で価格が上がった気がするが、なんでそんなに高いのかという感じだ。

まあ1度買うと10年くらいは着れる(はず)なので、納得した方が買えばいいと思う。