クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

IT弱者の憂鬱

先日、DXアセスメントとやらを会社で受けた。何かと言えば、DXへの適性や知識を測るというもの。結果を見ると私はわりと新しいことを考えることが好きでDXへの適性があるんだと。

大学で歴史学をやり、卒業してガスや電気・水道の工事やらをやって、経理や総務をやっているメチャクチャなキャリアの人間のどこにDXの片鱗があるのかは不明。

ただ、新しいことを知るのは好きで、あらゆるジャンルの本をどかどか借りて読んでいる。このあたりがDX適性の所以だろうかと思っていた。

ところがである。

週末、Wifiルーターの調子がいい加減悪いので買い替えに電機店へと行った。主目的はWifiルーターで、相方はスマートフォンの機種替えもしたいという。私のiPhone SE 第1世代は別に不満がないので、しばらく使うつもりでいた。

しかし、電機店の店員曰く、今の契約を解約して、新規に申し込めば格安で機種変更ができ、毎月の料金も安くなるんだという。そんな虫のいい話があるのかと疑いつつも、あれよあれよという間にスマートフォンの機種を変更し、Wifiルーターは更新されてしまった。

なんと円安で値上り著しいiPhoneが1万円しない価格で手に入った。本当に大丈夫なんだろうか。

 

そんなわけで、半日かかって契約を結びなおし、LINEやらメールアドレスの引継ぎをしたのだが、もうわけわからんことだらけである。新しいルーターに古いiPhoneがつながらないし、どうなっとるんやなのだ。

おまけにこれまでのスマートフォンiOSも更新せず、iCloudは容量いっぱいで放置していたので、データの大半は失ってしまった。

「DX適性あり」判定から随分な転落っぷりで、今からさらにわけわからんことが勃発しそうで恐怖している。