クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

マラソンと年齢とスタミナ

週末はいよいよマラソン大会。

前回出場したのは3年前で、そこから2大会連続で中止となった。したがって、前回の記録は3年前であり、さらに初出場は6年前となる。

比較すべくもないが、オリンピックで言えば2大会連続で出場したようなスパンということになる。

さて、3年前や6年前の自分との勝負。どうなるだろうか?

土曜日は再び狭山湖へ。雪がところどころ残っていて走りにくいところもあったけど、2時間半くらい走った。

フルマラソンでペースがガックリと落ちるのは30kmから35km付近で、私の場合はスタートから2時間半くらい経ったあたり。スポーツ科学的には体内に蓄えられた糖分が切れるところだ。

かつて100kmマラソンに出た時は、この「2時間半の壁」を難なく乗り越えられた。もともと10時間以上走るつもりなので、2時間でへばっては話にならない。スタミナというより身体づくりの問題だろう。

年齢がやや響くと感じるのは、全身のスタミナより蹴り足の筋肉。最初は好調でも1時間半で「やや疲れました」という反応が下半身からあり、2時間を過ぎると「少々痛いです」と訴えかけてくる。

この身体の叛乱を食い止め、最後までペースを維持できるかが鍵となる。

市民ランナーの選手寿命は長い。

狭山湖に走りに行った時、見かけたのは大半が50歳以上と見受けられたし、鍛え上げられた脚部は20歳の若者を上回る人もいた。スピードは陸上部などのエリートランナーと比較にならないが、ややがに股で着実にステップを刻んでいる。

そんな鉄人たちを見ていると30代や40代はまだまだ若造。ランナーとしてはこれからというように感じられた。