クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

自分の本性のわかる動物うらない

 あまりテレビは見ないが、かなり前のテレビのお話。

「マツコの月曜から夜更かし」に出ていた心理テスト。

「あなたは次の動物たちを連れて旅をしています。しかし、次から次へと困難が訪れ、これらの動物たちとお別れしなくてはなりません。あなたはどの動物から捨てていきますか?」

・ウシ

・ロバ

・オオカミ

・ネコ

・タヌキ

私の捨てる順番は、

タヌキ⇒ロバ⇒オオカミ⇒ネコ⇒ウシ

かな。

タヌキはちょっと困難の時に役に立たなそう。ロバは荷物の運搬に使えそうだけど、連れを見殺しにする中で荷物の運搬は必要ない。

「困難」の種類にもよるけど、オオカミは怖い奴を追い払うにのはいいかな。でも最後は穀つぶしになるから適当なときに見捨てる。ネコも穀つぶしだけど、次々と困難が訪れたら心の支えにいてほしい。

ただ最後はウシだね。食って行かないといけないからね。最後の最後は食べるにしても、食糧ゼロは心もとないし。

このように私は考えたのだった。

 

そして、心理テストの答えは、

・ウシ(お金)

・ロバ(仕事)

・オオカミ(プライド)

・ネコ(恋人)

・タヌキ(友達)

マツコが「あたってるかも~」と叫んだ。「あたしは恋人も友達も捨てて、金とプライドだけで生きていくんだわ」

 

翻って自分はどうか。

確かに友達はいるがいないと生きていけないということはない。特定の人がいなくても行く先々で見つければ良いと考えている。仕事もまあ何とかなるだろう。プライドは適当なところで切り捨てるかな。いくら友達は探せても恋人はホイホイ見つかる気がしないので、わりと最後まで残ってほしい。

しかし、最後はお金と考えているのが自分らしい。命を除けばすべてのものは金銭で兌換可能だという意識が私の中であるらしい。

 

なかなか秀逸な心理テストだと思った。

このテストの選択肢はどれも大切だが、どれが必須かは個人の判断に委ねられる。「仕事」と「お金」が別になっているところもなかなかニクい。