クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

普段のお弁当と駅弁

ゴールデンウィークの天気が気になっている。 これは遊びに行くからではなく遊びに行けないからで、絶好の天気だったりすると悔し涙で仕事なんぞ手につかないからだ。 やれやれ。 今週のテーマが最近「お弁当」食べてますか?とのことだが、最近どころか毎日…

アウトドアは天然素材?人口素材?

相方が歴史クラブの顧問になった。 特に自分で希望したわけでなく割り振られただけらしいのだが、歴史は好きなので引き受けたのだという。「ハンバーグのルーツって知ってる?」という募集広告を出した結果、20人の部員が集まり、無事クラブは成立したようだ…

もしも反対方向の列車に乗れたら

かつて「通勤電車とは反対方向の電車に乗ったら」というテレビ番組があったらしい。 朝の通勤時間帯に電車を待つサラリーマンを捉まえて、その人の会社に番組が連絡をする。一日、彼または彼女を借りていいかと上司に確認の上、通勤とは反対方向の電車に乗っ…

妄想の登山準備

ここ10年ほど4月は忙しくなっている。 忙しいと山へ逃避したくなるのも恒例で、今から夏にはどこへ行こうと、仕事の傍ら頭はそんなことばかり考えるようになってしまう。 以前は行きもしないのに家で山道具をパッキングして、部屋の隅に置いておくというよ…

これから登山でしたいこと

このところ登山に求めるものが変わって来たような気がする。 私は2012年の12月に初めて(ある程度)本格的な雪山として八ヶ岳の天狗岳に登った。その時から数年間はひたすら山登りのレベルを上げることばかりを考えていた。 夏は丹沢あたりの初級沢を登った…

菜の花と躑躅の繚乱

すっかり春になってきた。 春と言えば桜というイメージがあるが、活躍期間があまりに短いので堪能する前に散ってしまうこともある。それに比べると菜の花は少し期間が長いので、「春が来たぞー」と感じることが多い気がする。 というわけで先週末に巾着田で…

巾着田で菜の花の花見

まだ先週末日曜日の続き。近場といはいえ久しぶりのお出かけだったので延々と書いてしまう。 日和田山登山を午前中に終えてしまったわれわれは310mの山頂からささっと下りて巾着田を散歩した。ここは以前、秋に自転車で来たことがある。曼珠沙華が有名なとこ…

山頂グルメをいただく

日曜の日和田山山頂ではホットサンドを食べた。 ちょうど風もなく、汗ばむほどの陽気なのでちょうどいい。もう少し寒いとラーメンとか汁物がほしいところで、さらに寒いと山頂でなく下山してから何か食べたくなるところだ 山頂グルメでホットサンドはある意…

森の恵みを食べてみる

日曜は日和田山に出かけて山頂でホットサンドをして下りてきた。 単にハイキングをしたわけで、一番の戦果はというとゼンマイを採ったことだ。これは林道歩きの途中で見つけて結構生えていたので相方と2人して柔らかそうなのを探した。 図鑑があればと思う…

春の日和田山ハイキング

暖かい日曜日に久しぶりのハイキングへ行って来た。 考えてみれば登山は2月に谷川岳へ行ったきりなので2ヶ月以上間が空いている。今回は相方ともども日々疲れているのでリハビリ登山である。 行った先は埼玉県にある日和田山。 岩場があり、クライミングの…

生成AIが言葉を綴るということ

はてなブログのトップページには「思いは言葉に。」というメッセージが載っている。 うーむ。いい言葉だと思う。 最近、しみじみと感じるのは自分の考えであれ、思いであれ、言葉にするのは難しいということ。もっと言えば論理的に他人にわかるように文章化…

運がいいと考える

今年は前厄なのか、いろいろスムーズにいかない。 そうは言ってもこういう時はいいことを忘れて悪いことにフォーカスしているだけかもしれないし、いい時は悪いことを忘れているだけだろう。「運がいい人」というのは運がいいと思い込んでいる人なのかもしれ…

もう一度見たい景色

本屋に行くと毎年のように「死ぬまでに見たい絶景」みたいな本がある。 「死ぬまでに」などと言っていたらそのうち死んじゃうぞとも思うのだが、なかなか行きたいと言ってもままならないのが人生だ。おまけに最近は円安で海外旅行も高くなった。しかしながら…

理想の身体の大きさについて考える

春を迎えて体力づくりをしなければと思っている。 ここで難しいのがベスト体重の作り方で、172cmで典型的な標準身長の私の理想体重は64kgくらい。しかし、そんな体重になるとおそらく山で30分も歩けばへばってしまうだろう。 今は54kgぐらいで、筋力量はおそ…

井の頭公園へ花見ランニング

休日、土曜日は井の頭公園に花見がてら走って向かった。最近体力が落ちている気がするので、回復を図りつつの桜見物である。 井の頭公園の桜は最盛期を過ぎているようで、葉桜になっているところもちらほら見かけた。一方で人出の方は最盛期で、特設の簡易ト…

10年前の登山写真-低山編

今週は春雨というか春の嵐というか、ぐずついた天気が続いている。 来週は晴れたらいいな。 またしても10年前。一番山に行っていた元気な時の写真を見て2024年のエネルギー再注入シリーズ。今回は低山に注目してみよう。 まずは夏のクソ暑い時期に行った妙義…

読書の習慣と感想文

先日、NHKのネットニュースを見ていたら読書感想文コンクールで生成AIを使ったものが10以上発覚したと報道されていた。 まあ、使うだろうね。特に無理やりコンクールに出すから本読んで書けと強制されたら。 私も小学生の頃、森鷗外『山椒大夫』の感想文を書…

10年前の登山写真

4月に入ってバタバタしている。 忙しいのは悪いことではない。暇で暇で人生を浪費するより余程いいとも言える。 しかし、多少加減してほしいのも人情で、おそらくゴールデンウィークも仕事だろうと考えると少々うんざりする。昨日に続き、現実逃避で過去の…

気力の源泉

週末、原因不明のだるさと胃のムカつきに襲われてダウンした。 「もう年だねぇ」と言えばその通りなのだが、年明けからガタガタである。何より気力が湧いて来ず、年始の誓いはどこへやらだ。 こんな時にどうするか。 まずは過去の元気だった時期の写真でも見…

桜が咲いたので玉川上水沿いを散歩した

土曜日は桜の開花宣言を受けて玉川上水沿いをぶらぶらした。 日当たりの良いところは咲いていたものの、まだ蕾が多く。満開とまで行かない。ただ、ウグイスが下手ながら鳴き始め、いよいよ春本番という感じだ。 玉川上水は江戸時代に造られた人工河川で、当…

実力と成功の確率

最近どうもついてないなあと思う。 2月にぶっ倒れ、3月もバタバタ忙しいまま終わりそうだ。忙しくて充実していればいいものの、何か全力で遊ぶほどの気力が満ちていない。 私の場合、数年に1度こういう状態に陥るのだが、まあ気長に運気上昇を待つしかな…

失敗の本質を感じる

仕事で失敗した。 まあ、呆れるほどくだらない凡ミスなので、周囲も呆れるくらいで済んだのだが、失敗した本人としては少々嫌である。これが豪快な失敗なら武勇伝の一つにもなろうけど、恐々歩いていてコケるような格好の悪さを感じるのだ。 こんなことを書…

勝負の人となるには

2月にぶっ倒れてからなんとなく気合いが入らず今日に至っている。 これじゃ良くないと思いつつも、気合いを入れてまた倒れたらと考えてしまう。今は気合い充電中。そんな状態なのだ。 伊藤礼『パチリの人』を読む。 「パチリ」は碁石を打つ擬音で、囲碁にま…

心の不安と依存症

連日、依存症についての報道がなされているようだったりする。 変に濁した書き方をしたが、大谷翔平の元通訳のギャンブル依存症絡みである。私の身近にもギャンブル依存症はいたので、報道を聞いた時は非常に複雑な気持ちになった。 どう複雑かと言うと、他…

水のせせらぎと都市化

週末、天気が不安定なので遠出できず、近所のランニングと散歩で終わってしまった。 わが近所には水のきれいな小川なんかがあって、まずまず散歩向きである。川は人工的に固められているのは少々残念だが、水のせせらぎが聞こえると豊かな気分になれる。 福…

もうすぐ桜の時期

今週末くらいに桜が開花しそうだ。 東京に来た時、一番驚いたのはビルの高さではなく桜の多さだった。隅田川なんかは桜も多ければ人も多く、爆発的な咲き乱れ方に驚いた記憶がある。上野も桜の多さと猥雑さの入り乱れた感じだし、それに比べたら千鳥ヶ淵なん…

17年前の自分は何をしていたか

3月に入って、早朝駅前で屯している若者が増えた。 近くの大学に通う学生で、年中いると言えばいるのだが、飲んで騒ぐという雰囲気ではなくどこか名残惜しいという感じで集っている。おそらくもう卒業を迎え、それぞれの道を進んでいくということで最後に話…

長い旅がしたい

3月になってスーツケースを引く人が増えた。旅行なのだろうか。非常に羨ましい。 私の場合、3月はなんとなく慌ただしくて旅行に行っていることが少なかった。むしろオフシーズンになりやすい2月の方が多いくらいだ。 とはいえ、勤め人にとって長い旅はせ…

武蔵小金井公園で桜散歩

土曜日は天気がいいので武蔵小金井公園まで散歩に出かけた。 花粉症が酷いのでマスクで防御。もう汗ばむくらいの気温で、シャツ1枚で歩き、珍しくコンビニでアイスを買って食べてしまう。 ソメイヨシノにはまだ早く、早咲き桜が2本だけ咲いていた。 菜の花…

人生で印象に残る景色とは

先月ぶっ倒れてから遠出をしていない。 疲れを感じていると身体の回復を優先させるので、どうも早起きして始発に飛び乗るようなことができないでいるのだ。 このままじゃいかんなア。 ここはやはり「また見たい」と思える景色を見直すことから始めてみよう。…