クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

富士山を巡る自転車旅⑤~朝霧高原の鹿肉ソーセージと三島の海鮮

富士山の周囲を巡る2泊3日の自転車旅は山梨県の大月から静岡県の三島で終結した。適当に行ったつもりだが、結構お勧めである。 自転車旅は登山と比べて、飯が美味い、暖かい、移動距離が長いところがいい。買い物が自由なので酒も調達できる。 そんな自由…

富士山を巡る自転車旅④~水の街・鰻の街三島

三島に着いたのは午後4時頃だった。ホテルのチェックインは5時を予定していたのでちょうどいい。これ以上遅ければあたりは暗くなっていただろう。 三島は気になる街だった。ずいぶん前にメレ山メレ子さんのブログ「メレンゲが腐るほど恋したい」に水の街と…

富士山を巡る自転車旅③〜本栖湖から三島へ

本栖湖を出た時には8時になっていた。 朝寝坊できるところが登山と違う。暗闇を走るのは危険だということを言い訳にのんびり支度ができる。 本栖湖から国道を富士宮方面に向かう。天気は曇り。 ここから海に面する富士宮まではほとんど下りだ。気持ちよく快…

富士山を巡る自転車旅②〜本栖湖キャンプ場

自転車旅はキャンプに限る。問題は荷物が増えることと、登山の時に比べて軽量化に対して杜撰になること。自転車旅で行けるキャンプ場は必然的にオートキャンパーと重なるので、ちょっと豪華にしたくなるのだ。 最低限のハズだったキャンプ装備 夕暮れまでに…

富士山を巡る自転車旅①〜大月から本栖湖キャンプ

相方が自転車を買ったので自転車旅行をしようとなった。 行くのは沖縄!としたかったが、時間的に間に合わないので近場にした。B-PALで石田ゆうすけさんが紹介していた記事を参考に富士山の周囲を巡るコースを設定した。大月駅から河口湖に出て静岡側に出る…

将棋の展開と時代の流れ

立て続けの将棋ネタ。 藤井竜王の快進撃が続く中で、渡辺名人の意地を見たい気もしている。構図は大山康晴 vs 中原誠か、谷川浩司 vs 羽生善治のようだが、後進が打ち破るか、先輩が本領を見せるか。もし王将戦に藤井竜王が登場すれば正念場になりそうだ。 …

天才の肩書とは~将棋の肩書を巡る考察

アウトドアとは関係のない話を少々。 竜王戦で藤井聡太三冠が勝ち、ついに四冠になった。妙なのは肩書は「四冠」ではなく「竜王」となることだ。かつて羽生善治が王位、王将、棋王、王座という時代は「四冠」だった。名人と竜王は別格なので、この2つが加わ…

ちいさい秋を見つけに行こう

井の頭公園の池に童謡「ちいさい秋みつけた」の石碑がある。まだ一部しか染まってないが、確実に秋は近づいている。 山の紅葉は終わってしまったので、麓の紅葉。京都に行こうか、山梨周辺がいいか迷っている。 こちらは多摩湖の紅葉 紅葉狩りの歴史は奈良、…

Bianchi C-SPOTS1がやって来た

週末に相方が自転車を買った。 服部文祥『サバイバル家族』に沖縄自転車旅行が載っていたのをきっかけに勢いで購入。私の場合、少なくとも1ヶ月は迷う。 GIANT ESCAPE R3と迷っていたが、なんとなく格好いいので、こちらを勧めた。スペックはほぼ変わらない…

誰かのためにの生き方、自分のためにの生き方

ずいぶん以前、何かの研修で「もし後輩に『なぜ働くのですか?』と訊かれたらどう答える?」というお題があった。私が「自分への挑戦」などというスポーツでもするかのような答えを発する一方で、大半の人は「誰かのために」と答えていた。この時、なるほど…

私のご先祖様は?~放浪者の血統

最近、自分の血が気になる。血と言っても「中性脂肪値が低い。尿酸値はやや高い」というものではなく、自分のルーツ、血統。そんなことが気になるようになってきたのはここ最近で、自分でも少し驚いている。 私の先祖は商人だったらしい。詳しいことはわから…

登山入門講座⑤〜遭難事故の防ぎ方

「なぜ登山なんてするの?」と訊かれることがある。確かに説明しにくい。 「あなたにとって登山とは何ですか?」などという哲学的なことを訊かれたこともある。そんなことを訊かれても困るのである。 意地悪な答えとして「山に行って遭難せずに帰ることです…

登山入門講座④〜スマートフォンの使い方

少し前の山岳雑誌を見ると時折隔世の感を受ける。 「携帯電話は山では通じないことが多いので役に立たない」とか「電池切れの恐れがあるので、モバイル地図だけでなく紙の地図を持ちましょう」など。山自体はそんなに変わらないので、ルート情報はそのまま使…

ペットボトルでピザを作ってみた

登山の話は一旦中断して日常の話。 週末に相方がペットボトル・ピザをしようと言った。聞けばペットボトルでピザ生地を捏ねて作るらしい。 どういうことだろう? 簡単に説明すると、オリーブオイル、強力粉、イースト菌、塩、砂糖にお湯。これらをペットボト…

登山入門講座③〜何を食べたらいい?

登山靴、レインウェアと山道具の独断的な選び方を書いた。それじゃ次は三種の神器のバックパックと行きたいところだが、正直バックパックは何でもいい。こだわりは、それぞれあれども破れなければ何とかなる。 というわけで、続いての重要装備は食料である。…

登山入門講座②〜独断の雨具考

登山三種の神器は登山靴、レインウェア、バックパック(ザック)となっている。その中で最重要装備は何かと言えばレインウェアとなる。ところが、私の父をはじめレインウェアにこだわりのない山男は結構多い。父曰く「昔はゴアテックスのカッパが出た時はめ…

登山入門講座①〜私的登山靴選び

出版社としては迷惑な話なのだが、最近は図書館で雑誌を読んでいる。最寄りの図書館には『山と渓谷』、『BE-PAL』から『ROCK &SNOW』まである。借りて持って帰るには大きいので、気になる特集があった号だけ借りるようにしている。 毎年のようにある特集は登…

毎日、何時間寝てる?

最近、睡眠についてのDVDを見せられた。健康経営の一環だという。 寝るのは好きな方なので制限がなければ8時間くらい寝られる。コロナに伴う在宅勤務で何が嬉しいかと言えば寝る時間が増えることだった。 旅行中も結構寝ている。テント泊は日が暮れるとやる…

山男・山女の元気の源は...

休日出勤をすると空がやけに青く見える。 天気がいいのに出かけられずとにかく悔しい。そんな時は次の休みや長期休暇になにをするかを考えて心を慰めている。 これは以前ブルーインパルスが飛んでいたのを撮ったもの 「なぜ山に登るのか?」 これはジョージ…

登山筋とランニング筋の違いは?

秋晴れの週末はランニングに勤しんだ。来年2月に大会が控えているので、走る身体を作らなくてはならない。 家を飛び出し、20kmくらい走ることにした。ここのところ雲取山から奥多摩駅までの石尾根縦走とか北岳の草すべり駆け上がりとかやっているので体力的…

会社の正装と登山の正装

今、会社で冬場のノーネクタイが議論になっている。いや議論と言うべきか。突然、トップが言い出したらしい。これまで服装にうるさい人だっただけにどういう風の吹き回しかとみんな疑心暗鬼になっている。 数年前の冬季、武尊山登山 そもそもネクタイとは何…

新田次郎と山岳小説の系譜

北岳でのテント泊で新田次郎『小説に書けなかった自伝』を読んでいた。 新田次郎と言えば山岳小説。山岳小説言えば新田次郎という図式が成り立つ。しかしながら、新田次郎は山好きながら、登山家でも熱心な登山者ですらなかったようだ。 そんな人物だからこ…

個人的な登山トラブル三選

先日の北岳では少々準備が足りなかった。こういう時は何かしらトラブルが起きる。 まずテントポールのゴム紐が伸びていた。ガスストーブの調子がおかしかった。下山時に靴擦れした。 天候が良かったので特に大ごとにならなかったが、悪いときはどれも致命的…

初冬の北岳に登る③~夕焼けと朝焼け

テント泊ではトラブルが続出したものの、天気がいいのが幸いした。 1日目「わあ、きれい!」と声がしたのでテントから這い出してみると目の前の鳳凰三山が赤く染まっている。小屋の前まででると夕日が仙丈ヶ岳の脇からさらに向こうの山並みに落ちようとして…

初冬の北岳に登る②~初冬のテント泊トラブル

肩の小屋で受付をした。1人1000円で以前の倍。コロナの影響で北アルプスでは2000円、南アルプスでは1000円が相場となっている。「諸色高直(しょしきこうじき)にて渡し賃は倍とせよ」という桂米朝の「地獄百景亡者の戯れ」に出てくる閻魔のお触れを思い出…

初冬の北岳に登る①~広河原から北岳肩の小屋

週末、天気が良かったので北岳に登りに行った。 昨年の同じ時期、谷川岳の馬蹄型縦走をやったら、晴れ予報の中で雨は降るし、足元は雪だしでとんでもない目に遭った。 今回はそんなことにならないことを祈って甲府駅から広河原行きのバスに乗る。 北岳は日本…

都道府県魅力度ランキングの下位の魅力を探る②

45位 埼玉県 二子山 池袋演芸場で三遊亭円丈の「悲しみは埼玉に向けて」を聞いたことがある。田舎出身者からすれば埼玉だって十分都会なのだが、東京に憧れながら都内に住めないという哀愁が埼玉なのだそうだ。 そうは言っても埼玉には魅力的なところがいっ…

都道府県魅力度ランキングの下位の魅力を探る①

今年も都道府県魅力度ランキングが出ていた。ネットニュースで最下位の茨城県知事が反論とか出ていたので改めて覗いてみる。 上位は、北海道、京都、沖縄。下位は下から茨城、佐賀、埼玉。 こうして見ると上位は旅行先である。楽しい旅行なのだから魅力度が…

10年前に憧れる自分になるには

10年前何をしていたか考えてみた。 調べてみたら10年前の8月は鳳凰三山から早川尾根を辿って甲斐駒ヶ岳に行っていた。80Lの重い荷物を背負って長大な尾根を歩いた。途中、ほとんど人がおらず、ひたすら重荷に喘いだ記憶がある。最後に甲斐駒ヶ岳を黒戸尾根か…

今年、捨てた山道具一覧

週末、天気が悪いので山道具の整理をした。古くなっても使えるからだんだん溜まってしまう。適当なところで新陳代謝が必要なのだ。 今回捨てたのは、ストックと登山靴二足。ストックはサスペンション部分が完全に壊れていたので未練はなし。 ただ、登山靴の…