クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

実力と成功の確率

最近どうもついてないなあと思う。 2月にぶっ倒れ、3月もバタバタ忙しいまま終わりそうだ。忙しくて充実していればいいものの、何か全力で遊ぶほどの気力が満ちていない。 私の場合、数年に1度こういう状態に陥るのだが、まあ気長に運気上昇を待つしかな…

失敗の本質を感じる

仕事で失敗した。 まあ、呆れるほどくだらない凡ミスなので、周囲も呆れるくらいで済んだのだが、失敗した本人としては少々嫌である。これが豪快な失敗なら武勇伝の一つにもなろうけど、恐々歩いていてコケるような格好の悪さを感じるのだ。 こんなことを書…

勝負の人となるには

2月にぶっ倒れてからなんとなく気合いが入らず今日に至っている。 これじゃ良くないと思いつつも、気合いを入れてまた倒れたらと考えてしまう。今は気合い充電中。そんな状態なのだ。 伊藤礼『パチリの人』を読む。 「パチリ」は碁石を打つ擬音で、囲碁にま…

心の不安と依存症

連日、依存症についての報道がなされているようだったりする。 変に濁した書き方をしたが、大谷翔平の元通訳のギャンブル依存症絡みである。私の身近にもギャンブル依存症はいたので、報道を聞いた時は非常に複雑な気持ちになった。 どう複雑かと言うと、他…

水のせせらぎと都市化

週末、天気が不安定なので遠出できず、近所のランニングと散歩で終わってしまった。 わが近所には水のきれいな小川なんかがあって、まずまず散歩向きである。川は人工的に固められているのは少々残念だが、水のせせらぎが聞こえると豊かな気分になれる。 福…

もうすぐ桜の時期

今週末くらいに桜が開花しそうだ。 東京に来た時、一番驚いたのはビルの高さではなく桜の多さだった。隅田川なんかは桜も多ければ人も多く、爆発的な咲き乱れ方に驚いた記憶がある。上野も桜の多さと猥雑さの入り乱れた感じだし、それに比べたら千鳥ヶ淵なん…

17年前の自分は何をしていたか

3月に入って、早朝駅前で屯している若者が増えた。 近くの大学に通う学生で、年中いると言えばいるのだが、飲んで騒ぐという雰囲気ではなくどこか名残惜しいという感じで集っている。おそらくもう卒業を迎え、それぞれの道を進んでいくということで最後に話…

長い旅がしたい

3月になってスーツケースを引く人が増えた。旅行なのだろうか。非常に羨ましい。 私の場合、3月はなんとなく慌ただしくて旅行に行っていることが少なかった。むしろオフシーズンになりやすい2月の方が多いくらいだ。 とはいえ、勤め人にとって長い旅はせ…

武蔵小金井公園で桜散歩

土曜日は天気がいいので武蔵小金井公園まで散歩に出かけた。 花粉症が酷いのでマスクで防御。もう汗ばむくらいの気温で、シャツ1枚で歩き、珍しくコンビニでアイスを買って食べてしまう。 ソメイヨシノにはまだ早く、早咲き桜が2本だけ咲いていた。 菜の花…

人生で印象に残る景色とは

先月ぶっ倒れてから遠出をしていない。 疲れを感じていると身体の回復を優先させるので、どうも早起きして始発に飛び乗るようなことができないでいるのだ。 このままじゃいかんなア。 ここはやはり「また見たい」と思える景色を見直すことから始めてみよう。…

春に行きたいところ

ここ何年か3月は遠出ができていない。 以前はというと期末決算前の静寂というか、一息というか、ぶらり旅に出かけて山に登って酒を飲んでということが多かった。 屋久島であられに降られたり、熊本川内で球磨焼酎をしこたま飲んだり、神津島で天ぷらをした…

春を探す、春を感じる

ちょっとお題に乗ってみよう。 「どんなところに春を感じる?」ということだが、まずは花粉症だったりする。それじゃつまらんと考え直すと近くの八百屋さんで山菜が出てくることかもしれない。 小さい頃は山菜なんぞ美味いと思わなかった。蕎麦屋のメニュー…

田内学『きみのお金は誰のため』を読んだ

田内学『きみのお金は誰のため』を読んだ。 FM横浜の番組「FUTURE SCAPE」で著者がゲスト出演していたので興味を持っていたら、相方が本屋で見つけるやすぐに買った。 帯には「経済教養小説」とあり、主人公の少年がボスと呼ばれる謎の老人からお金の本質を…

そんな奴は川に放り込め

最近、川づくりに寄附金を出すという稟議書が会社で上がった。 川に親しむという考えは大いに賛成だ。都会の川は汚くて水に入る気が起きないし、いたるところに「危険」という看板が立っていて川に親しむどころではない。水のきれいな川ならどんどん入って遊…

大雪と忍耐力

首都圏は7日夜から大雪となるらしい。積もりそうな雪ではないけど、まあ大雪だ。 山中を通る奥多摩方面や中央本線は運休ということで、あのあたりから通勤している人は休みか今なら在宅勤務なのだろうけど、昔は這ってでも来いと言われたのだろうか。 父親…

下降する身体との向き合い方

服部文祥『北海道犬旅サバイバル』を読んでいる。 デビュー作『サバイバル登山家』で、イワナを咥え、ギラギラした目つきで写っていた姿から20年。身体能力が下降線に入り、身体的表現者としての「引退試合」として臨む旅として北海道の無銭サバイバル旅を選…

百科事典って必要?

相方が学校で百科事典の使い方を授業でやらないといけないという。 不思議なことに「百科事典の使い方」ということが文部科学省のカリキュラムに入っているらしい。大人が日常的に使っているのならともかく、使ってもいないものを子どもに教えるとは妙なもの…

忖度しない力

最近YouTubeの「有隣堂しか知らない世界」にはまっている。 R.B.ブッコローというミミズクのキャラクターに有隣堂のさまざまな商品を紹介するという構成の番組で、主に本関連と文房具を取り上げている。 取り上げているネタは作家であったり、ガラスペンであ…

転職活動とウォーキング

土曜日は久しぶりに会社を辞めた先輩家族と会った。 聞けば辞めてから転職活動をして、会った前日に職が決まったらしい。通常、辞める前に次の職を決めておくケースが多いのだが、職種も絞り込んでいたので焦らず探したのだという。 何にしてもめでたい。 転…

韓国ドラマと結婚

昨日、ちきりんさんのツイートを見て笑ってしまった。 韓国の合計特殊出生率の話で、日本が1.2人に対して0.72人なんだそうだ。ソウルに限るとなんと0.55人。それに対して「韓国ドラマを観ているとみんなめっちゃ情熱的に恋愛してるぽく見えるけど、実際は結…