クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

学校の名前を売ってみたら

天気はまあまあなのに、足を痛めてなかなか走ることができない。仕方がないので家から少し離れた図書館に行った。図書館は小学校の隣にあり、公民館と併設されていた。3月に引っ越してみて、少し驚いたのは学校名が番号になってることだ。「◯◯市立第三小学…

個人的な山服の変遷

ずいぶん涼しくなってきて、駅前の丸井なんかに行っても秋物の衣料が並ぶようになった。関西にいたころはさほど感じなかったが、ファッションはやはり東京という気がする。 大阪人は「東京がなんぼのもんじゃ!」と思っているくせに、朝のテレビ番組では「東…

忘れ物の源泉

小学生の頃だっただろうか。母親がこんな逸話を話してくれた。 30代である男性が若年性認知症と診断された。最初はちょっと物忘れが激しいというくらいの自覚症状だったが、たちまち症状はひどくなり、少し前の出来事もたちどころに忘れるようになった。もは…

スポーツ用品とアンバサダー

以前、ランニングシューズについて、私はアシックス派と書いた。まあそれは今でも変わりはなくアシックスのLYTRACERというモデルでその辺を走り回っている。しかし、ここのところマラソン界ではNIKEの厚底シューズがホットらしい。大迫傑の日本記録で火が付…

山を歩く人ー塩見岳~北岳山行(続)

人が山に登れば「仙」となり、谷に下りれば「俗」となる。ただ、今回の縦走は日本第2と第3の高峰である北岳と間ノ岳に入ると一気に俗気が増してしまう。 2999mの三峰岳から間ノ岳の頂上へ向かうと今までが何だったかという喧騒が押し寄せてきた。北岳から…

山を歩く人ー塩見岳~北岳山行(day2/2)

熊ノ平小屋は稜線にありながら水の豊富なところだ。 「南アルプスの天然水」は甲斐駒ヶ岳近辺であり、山梨側の麓である北杜市にサントリーの工場がある。CMで宇多田ヒカルが登ったのも南アルプス北部の栗沢山という山で、最後のシーンは甲斐駒ヶ岳で締めく…

山を歩く人ー塩見岳~北岳山行(day1/2)

久しぶりに南アルプスを歩いてきた。鳥倉林道から三伏峠を経て塩見岳。さらに北へ向かい、間ノ岳、北岳を経て下山した。 このルートは10年くらい前に買った山岳雑誌に載っている。掲載記事は北岳から南下して塩見岳へ至るもので、アウトドア・ライターの高橋…

命を懸けること

台風通過前の土曜日、山へ走りに行った。 奥多摩駅から愛宕山を経由して鋸尾根を登る。鋸尾根にはちょっとした岩場があるものの難しいところはない。鋸山から大岳山、御岳山を経て日の出山に登り、金毘羅尾根から武蔵五日市駅に下りた。トータル5時間半。 …

日本語の壁

いつも通勤に使う道に繫華街の通りがある。ホルモン焼き屋、焼き鳥屋、不動産屋、喫茶店、普通のマッサージ店、カラオケ店などが並ぶ雑多な通りなのだが、なぜ繫華街と呼ぶのかと言えば、日が暮れるころからキャバクラの客引きが出て通りかかる人に声をかけ…

内食の人

会社の費用でセミナーへ行ったら、昼食代に金券1000円分渡された。ただ、ここ最近は1人で店屋に入る習慣が全くと言っていいほどなくなっていて、結局会場の休憩室で持参のおにぎりを食べた。 外食は苦手だ。「苦手も得意もあるものか」と言う人もいるだろう…