クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

沼津深海水族館に行った話

11月初めに富士山周辺を自転車旅行した。

今回は富士急富士山駅から本栖湖で1泊。2日目は富士宮を経由して三島の民宿に泊まった。そこまでは書いたけど、最終日に沼津へ行ったことについては書かなかったので、記録として追加しておこう。

 

沼津深海水族館は沼津港近く、炉端焼きや海鮮丼を出す店屋のど真ん中に位置している。

確か開館してすぐにメレ山メレ子さんが行ったブログを見、さらにライターの宮田珠己さんがお勧めとして書いていてずっと気になっていた。

ネットでは「しょぼい」とか「ぼったくり」などと酷い書き込みはあるものの、これは深海魚という珍しい水生生物にプライオリティを持たない人の感想だろう。深海魚はどうしても動きが乏しいし、水槽の作りにもいろいろ制限が起きる。一般的な水族館をイメージして入ると、少し違うと感じるのかもしれない。

水槽はどうしてもくらいので、写真映えはしにくい。

ダイオウグソクムシもいた。

以前、「ダイオウゾウリムシ」と勘違いして記事を書いた気がする。正しくはダイオウグソクムシです。ほとんど動かずに40cmくらいの大きさまでになるらしい。

ミュージアムショップにもダイオウグソクムシのぬいぐるみ、模型。われらがヒーロー・ダイオウグソクムシというくらい推していた。

沼津深海水族館の魅力はというと案外こういうシュールな展示かもしれない。

アジ料理の前を生きたアジが泳ぐというブラックユーモア。その他の展示も「食べられる」、「美味しい」とか食が中心の解説多く、水族館の方の趣味みたいなものが大いに反映されている。

最後に真打シーラカンス

ここでは新鮮ピチピチのシーラカンスが冷凍されているのが売りらしい。

ただ、ここに至るまで結構いろいろ展示されているので、最後のシーラカンスはさっと流して見ている人が多かったような。

 

そんなわけで沼津深海水族館。奇怪な生物好きにはお勧めのところです。