クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

ランニングと睡眠と仕事

この週末は久しぶりに20km以上走った。2日で30km以上にはなるだろう。

そう書くとストイックに聞こえそうだが、帰宅して食事をしてからは疲れを取るためと称して、ずっとグダグダと本を読んだり、うとうとしたりで全くの怠惰な生活である。

 

図書館で借りてきた南場智子不格好経営』を読む。

DENA創業時の苦労が書かれていて、何より睡眠時間が短いのに驚く。タクシーでの行き帰りの20分ずつしか寝なかったとか、会社に泊まり込んで睡眠時間を削って働いたとか、とにかく寝ないで必死に仕事をしている。

ビジネスモデルとか、経営手腕とか、そんなものではなく私にとっては寝ないのが脅威である。

かつて半年くらい忙しくてろくに休みも取らず、4時間睡眠でやっていたことがあったが、それでも相当きつかった思い出がある。普段、最低でも7時間は寝たい私なので、4時間は驚異的なショートスリーブとなるわけで、1週間もするとイライラ、つんけんしがちになって生活に支障をきたしてしまう。

こういう人たちは4時間くらい寝れば十分なのだろうか。

シェークスピアの『ハムレット』で有名な台詞に

"生きるべきか死ぬべきか。それが問題だ" (To be or not to be: That is the question:)

というところがある。

あまり書かれることはないが、その続きに

To die: To sleep:

というのがある。何と訳せばいいだろう。「死は眠りである」かな。

私は生きていてもよく眠っている。