秋めくどころか夏に逆戻りみたいな日が続いている。これだけ暑いと紅葉どころかそのまま枯れてしまうんじゃないかと怖くなる。
「昔はこんなに暑くなかった」と言う年配の人が多い。いや、私も年配の範疇になりそうであるのだが。
かつてなら思い過ごしだろうと流していたのだが、確かに自分が小学生の夏休みに30度を超える日はそんなに多くなかった気がする。ましてや35度は年に1度あったかどうか。
浅田次郎がJALの機内誌に連載している「つばさよ、つばさ」の単行本版を読むとやはり同じ疑問から気象庁の過去統計を調べていて、同様の結論を下していた。
私は暑いと高所に逃げるのを定跡としている。8月なら3000mくらいに行きたいし、9月なら2500mくらいでもいい。
しかしながら、今は9月、いや10月に入っても3000mくらいに行きたい気分だ。一昨年、10月に奥穂高岳に行ったら、暑くて暑くて、念のために持参した化繊ダウンやらが全く使われぬまま下山した。
さて、今週末は天気がやや不安定だけど、どこかに逃避したいな。