この週末は沢登りから一転して川下り。
梅雨時はいつもの季節以上に晴れたら遊ぶに徹してしまう。なぜということもなく、焦ってしまうのだ。
5月にパッククラフトを手に入れてまだ一回しか使ってないので、川下り体験というところで秩父まで行ってきた。
西武線を乗り継いで西武秩父まで行く。なんか乗り継ぎが異様に細かい。
それはともかく7時過ぎに西武秩父駅。そこからバスで秩父橋へ。
山はよく行くが、水のアクティビティを始めてわかるのが、水に入るまでの煩わしさだ。今の日本で水辺に近寄れるエリアは意外と少ない。水の比較的きれいな上流はなおさらだ。
秩父橋には川まで降りられる階段が付いているので、わりとスムーズにエントリーできた。
さて、パッククラフトを膨らまし、荷物をクライミング用スリングに括り付けて出発。
正直、流れのあるところは初めてなのでドキドキなのだ。少し波があるだけで心拍数が上がる。
荒川上流は雑駁に言うと、静水、瀬、静水、瀬。山みたいに急登、平坦が不規則に来るわけでなく、わりと規則的に繰り返す。
静水では「いいなあ、川下りもいいなあ」となり、瀬では「沈するなよ、沈するなよ」と緊張する。
この日は梅雨真っ盛りで水量はかなり多かった。
(つづく)