クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

荒川上流、川下り①〜秩父橋から出発

この週末は沢登りから一転して川下り。

梅雨時はいつもの季節以上に晴れたら遊ぶに徹してしまう。なぜということもなく、焦ってしまうのだ。

 

5月にパッククラフトを手に入れてまだ一回しか使ってないので、川下り体験というところで秩父まで行ってきた。

西武線を乗り継いで西武秩父まで行く。なんか乗り継ぎが異様に細かい。

それはともかく7時過ぎに西武秩父駅。そこからバスで秩父橋へ。

山はよく行くが、水のアクティビティを始めてわかるのが、水に入るまでの煩わしさだ。今の日本で水辺に近寄れるエリアは意外と少ない。水の比較的きれいな上流はなおさらだ。

秩父橋には川まで降りられる階段が付いているので、わりとスムーズにエントリーできた。

さて、パッククラフトを膨らまし、荷物をクライミング用スリングに括り付けて出発。

正直、流れのあるところは初めてなのでドキドキなのだ。少し波があるだけで心拍数が上がる。

荒川上流は雑駁に言うと、静水、瀬、静水、瀬。山みたいに急登、平坦が不規則に来るわけでなく、わりと規則的に繰り返す。

静水では「いいなあ、川下りもいいなあ」となり、瀬では「沈するなよ、沈するなよ」と緊張する。

この日は梅雨真っ盛りで水量はかなり多かった。

(つづく)