クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

カヌーで川下りをしたい

土曜は出勤。日曜は投票に行った足でモンベルショップに向かった。いつも明確な目的もなくショップをぶらぶらするが、この日はカヌーを見たかった。

カヌーをやりたいなあと感じるのは始めてではない。カヌー文学のと言えば野田知佑さん、野田知佑さんと言えばカヌーで、本を読むたびにカヌーで川を下って、河原で焚き火をして、昼寝をしたいと身悶えしていた。

ただ、水のアクティビティには山と異なる危険が伴う。まず私が久しく泳いでいないということがある。沢登りでは何度か泳いでいるけど、バックパックを浮き輪代わりにしているので、正式に泳いだとは言えない。

それとカヌーはそこそこ値が張る。山の場合は少しずつ買い揃えることが可能だし、暖かくて雨も降らなければ、普段着でも可能と言えば可能だ。カヌーも問題ないだろうけど、舟とパドルとライフジャケットは必須。金銭的な危険がやや大きい。

水とお金の危険を考えるとこれまでなかなか踏み込めなかった。

それがここのところ土曜出勤が増えていて、考えが少し変わった。

月曜から土曜まで働き、日曜をすこしのんびりすると瞬く間に月日が経ってしまうのだ。しかも、ほぼ毎日会社との往復で、外食もしないので金も貯まる。

というわけでモンベルショップでは店員さんが嬉々としてカヌーについて語ってくれるのを聞き、重いフォールディングカヌーよりゴムでできたパッククラフトの方がいいのではないか。河口湖あたりの静水で練習をしよう。先週流れたキャンプをリスケして、海で浮かべてみたらどうか。そして夏は岐阜あたりで川下りをしようかなどと妄想している。

いやはやこれからやることが多そうだ。