クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

支笏湖キャンプの夕暮れ~山と食の北海道紀行2024

2024年の北海道紀行は最後に支笏湖を目指した。

支笏湖はウポポイのある白老や苫小牧の北にある。ただ、ここにはバス路線が走っていないようなので千歳まで戻ってそこからバスに乗ることにした。

支笏湖の周辺は土産物屋くらいしかなさそうなので、千歳の駅前で買い出ししてからバスに乗る。

 

支笏湖行きのバスに乗って1時間ほど。終点のビジターセンター前に着いた。

しかし、目的のモラップキャンプ場は影も形もなく、支笏湖休暇村というところまで1km歩いて行くと、キャンプ場はさらに数キロ先だという。北海道恐るべしである。

苫小牧で調達した米も加わった重い荷物を背負って歩いていると、われわれの横に1台の車が停まった。女性3人組が乗っていて、なんと「乗って行きますか?」と言う。

聞けばわれわれが支笏湖休暇村のホテルでキャンプ場の場所を尋ねていたので、困っているだろうと声をかけてくれたらしい。本当にありがとうございます!

てなわけで5kmほど車に乗せてもらい、キャンプ場到着。

碧い湖に白い雲。海と違ってべたつかないので、そのまま泳ぎ、足元には魚が通り過ぎる。

そして夕暮れ。

北海道のキャンパーは日常的にキャンプをしているのだろう。湖で泳いだり、テントでのんびりしたり。みんな落ち着いて楽しんでいる。

車がないと少し行きづらい支笏湖だったけど、なかなか良かった。