クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

キャンプ

冬キャンプで霧島山を眺めながら〜クリスマス鹿児島まったり旅②

鹿児島上陸の初日は寒いし、まったり過ごす。 今日のお宿は黄色い外壁が特徴的でなんと戸建。お風呂はなんと天然温泉かけ流しで、なんと内湯と露天風呂もあり。宿からコンビニは徒歩3分、スーパーは徒歩10分。 と、まあキャンプ場でテント泊です。はい。 鹿…

冬キャンプの楽しみ

11月に本栖湖でキャンプをして1ヶ月。またしてもキャンプをしたくてウズウズしてきた。 冬のキャンプは面倒だ。寒いので手がかじかむし、トイレも行きにくい。 なにより外でご飯を食べたり、くつろいだりできない。寝袋に入るともう出たくなくなる。 昨年、…

火のある生活をしたい

先日、本栖湖でキャンプをし、焚き火で料理をした。 薪は売店で売っているのだけど、私の持っている焚き火台はチタン製の小型なので入らないし、入っても上に網を載せることができない。 そこで小枝や伐採された枝木を湖の周辺を拾い集め、新聞紙を使って火…

清貧・焚き火キャンプ〜河口湖・本栖湖・三島、自転車旅②

本栖湖のキャンプ場は友人に勧められたところで、今回私も3度目になる。 良いところは、まず広い。天気の良い三連休ということで、それなりに混んでいたが、それでも隣とそれなりの距離感が取れる。 それと1人1500円とリーズナブルな価格だ。昨今は山のテ…

去年何をしていたかと言えば

去年何していたかなあと振り返ってみると、7月1日、2日で北八ヶ岳から南へ向かって天狗岳、硫黄岳と縦走し、美濃戸口に下りるという登山をしていた。 週末、突然暑くなるというので山に逃げようということで急遽計画したものだったが、山もやはり暑かった…

雨の日キャンプを楽しく過ごすには

先週の雨でもう梅雨入りしたのかと思っていたら、関東以北はまだなんだそうだ。先週の雨は台風によって活性化した一過性の雨雲ということらしい。 梅雨はこれからのようだ。 雨をポジティブにとらえるのは難しい。 特にお出かけ大好きアウトドア派にとって雨…

郷土の森公園での焚き火道

晴れた日曜日に府中郷土の森公園で焚き火をした。 昨年買ったベルモントのTABIという小型焚火台を使ってバーベキュー。張り切って先輩家族を誘ったのだが、とんでもない目に遭った。 前日は雨だった。 しとしとずっと降っていたらしく、前回同様に公園で落ち…

多摩川で焚き火デイキャンプ

秋になって焚き火をしたい気持ちがいっぱいになっている。「焚き火だ、焚き火だ、落ち葉焚き」という歌のせいだろうか。 パチパチとはぜる音。ヒヤリとする中で火の温もりの中での読書。布団とは違う温かさがなんともいいではないか。 というわけで先日念願…

年に何泊キャンプする?

今は9月の連休、どこに行こうかで頭がいっぱいになっている。 ここ最近は遠出するとなると1泊はキャンプで、もう泊は宿。2泊とも宿ということはあまりない。 旅先でのキャンプがデフォルトになりつつある。 ここ最近年に何泊しているか数えてみた。 2020…

キャンプに興味を持たせるには

「最近山行ってますか?」としばしば訊かれる。年に20回以上行っていた時期に比べると格段に少なくなっており、今は1ヶ月に1回行くかどうか。 「この間は10月に北岳行ったよ~」 と返すと、 「北岳ってどこですか?」 となる。訊いてくるのは大抵登山など…

ラグジュアリー・キャンプへの道②〜福島・小野川湖レイクショアキャンプ場

ラグジュアリーなキャンプはやはり食事からである。普段、登山での食事もまあまあ楽しいのであるが、いかんせん荷物が限られるので、ラーメンやフリーズドライといったレトルト食品程度のものになる。 それに比べたら今回は車なので、酒に生の肉を持ってきて…

ラグジュアリー・キャンプへの道①〜福島・小野川湖レイクショアキャンプ場

キャンプをしたいと願ってはや1ヶ月。福島県、猪苗代湖近くの小野川湖でキャンプをしてきた。小野川湖にはいくつかあるキャンプ場のうちで小野川湖レイクショア野外活動センターというところで、場所は少々わかりにくく、最も奥まったところにあった。ここを…

キャンプの火は焚火?ガス?石油?

キャンプをしたいといろいろ調べていたら直火不可のキャンプ場が非常に多いようだ。ファイヤースペースがないキャンプ場で焚火をしたければ焚火台を持って来いということらしい。 この焚火台というやつはマイカーなし、マイホームなしの人間にはハードルが高…

ステラリッジ・テントのボトムを修理してみた

かつて山の友人が下山する時に言っていた。 「テントを干すまでが登山です」 その殊勝な言葉を聞いた私はこれまでの怠惰な姿勢を改め、登山が終わり、帰宅したらすぐにバックパックからテントと寝袋を引き出し、ベランダに干すようになった。 ただ、ズボラな…

登山者がオートキャンプをしてみたら

昨日、タープを買おうかと思案していたら友人宅では沢登り用にもう買っているという。沢登りということでポールはなし。おそらく軽量タープだろう。 登山をやっていた者がオートキャンプにハマるということはよくあるようだ。一定レベル以上の登山者はある種…

タープでいっぷくしたい

そろそろ北海道旅の思い出話から次の遊びに移りたいと思っている。「お前の頭は遊ぶことばかりか!」と問われればその通りで、遊ぶことしか考えてない。「いつかのために今頑張る」という貯蓄精神はあまりなくなり、いつかいつかと待っていると人生が終わっ…

テントの中で何をする?

夏休みが終わり、北海道から戻ってからぼんやりしている。本来の怠け病なのか北海道の後遺症なのかわからない。 北海道ではテント泊を6泊した。そう人に言うと「過酷な旅で」と言われることもあるが、慣れてしまえばホテルよりよほど楽である。四畳半くらい…

北海道での山中泊事情~北海道を巡る冒険

北海道から帰ってきて吉村昭『羆嵐』を読んだらすっかり熊恐怖症になってしまった。 『羆嵐』は大正時代に起きた日本最大の獣害事件で、2日間で6名の村人が殺害されたという事件である。「遠目にヒグマを見たいなぁ」などと考えていたが、読んでいると熊が…

最高のキャンプ場はどこだろう?~北海道を巡る冒険

今回の北海道旅ではテントで6泊した。 内訳は旭岳、網走・呼人浦、ウトロ・国設知床野営場、硫黄山第一火口、羅臼平、羅臼・国設羅臼野営場。学生時代に小樽から知床までを自転車で行った時もメインはテント泊。昨年も北海道ではテントで5泊した。 北海道…

正しいキャンプを考える

3月になった。 思えば去年の10月に谷川岳へ行って以来、テントで寝ていない。キャンプ欠乏症である。 キャンプの何がいいかと言えば、家を持ち運ぶところにある。 「ああ、今日は家に帰らなくても寝るところがある」 という感覚が心地よい。 それと生きるの…

雪上キャンプのオキテ

今年は本格的な雪をまだ見ていない。 山の友達から「雪フミフミしたい」とのLINEがあったものの、緊急事態宣言があってなかなか山に向かえない。まあ山でなくてもキャンプだけでもというのが目下の望みである。 そうは言っても冬の雪上キャンプは過酷なので…

テントで安眠する方法について

朝5時に家を出て通勤している。なんでそんなに早いかと言えば混んだ電車が嫌なのと、座って行けるからだ。眠い目をこすりながら出かけている。 駅の近くのカラオケボックスの近くを通ると、毎日と言っていいほど居酒屋からの徹夜カラオケかなという若者たち…

一生遊んで暮らすには

相方の父が仕事をリタイヤするらしい。もう65なのだから当然とも言える。リタイヤ後に何をするのかと言えば歴史の研究をやるらしい。 いい話である。少なくとも茫然自失、仕事以外やることがないというよりよほどいい。真面目な人なので、マジメに遊ぶのだろ…

アウトドア教育の効能とは

今さらコロナなんて話題に出しても暗くなるだけだなと反省した。明るいことを考えようということで、今はキャンプの話をしよう。 今年はテント泊を7泊。そのうち5泊は北海道旅行なので、実質は3回とかなり少ない。しかも雨だったり風だったりでコーヒー片…

黄金の雫、赤い雫

5月の終わりに富士五湖の一つ、本栖湖へキャンプに行った。特に何かのアクティビティを目的とせず、食べて飲んでおしゃべりし、時折友人の息子の面倒を見るだけのまったりするものだった。 その夜、その友人の作ったチーズタッカルビをいただきながらの歓談…