週末、登山用品店を覗いた。理由はソールの張替えは想像以上に時間がかかることを知ったからで、ソール修理中の代わりの靴を探しに来たのだ。
今履いているのはLA SPORTIVAのトランゴタワー。縦走、岩場に対応する万能モデルである。
それに対してサブ靴として考えていたのはトランゴ TREAK。以前履いていて気持ちの良かったモデルだ。
何が気持ちが良いかと言うとソールが柔らかく、舗装道路でも歩きやすい。実は事前にネットで調べたところ、TREAKの後継となるTRKというモデルが廃番になるのを機に安くなっているという情報をキャッチしたからである。
ちなみに以前履いていたものの写真はこれ。この後、この靴は酷使に次ぐ酷使で防水がダメになり、色違いのグレーに買い替え、その靴も最後は防水がダメになった。
店に行き、早速「トランゴトレックの42インチありますか?」と訊く。店員さんは一度バックヤードに下がり「ありました」と言って出してくれた。
トランゴシリーズは種類が多いので、店員さんは要注意という感じで「どのくらいの山に行きます?」と訊く。私も質問の意図を察して「縦走には使いません。以前もこのクラスを使っていました」と答えた。
パパっと試し履きをして数分。購入を決断。レジに持って行った。
これにてめでたく購入となるわけだが、ここで私は重大な間違いをしていた。
レジで言われた金額は想定していたものより1万円以上高かったのだ。一体何があったんだ?
(つづく)