クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

ASOLO グリッド、ローカット登山靴の実力は?

週末に相方とモンベル直営店に行き、自転車のサドルバッグを買った。

サドルバッグは当初の目的だったのだが、相方が後ろにある自転車用のシューズカバーを見つけしきりに吟味している。

前回、大月から三島までを自転車ツーリングした際、小雨が降り、足元が寒かったらしい。自転車で雨が降ると、雨を防ぐのは基本的に難しい。雨粒に自らがぶつかって行くので、顔が濡れる。手袋と雨具の間から水が入る。レインパンツと靴の間から水が入る。

防水については登山より自転車ツーリングの方が難しいかもしれない。

私が雨対策で使用しているのはモンベルのシューズカバー。トレイルランニング用のシューズで自転車に跨っているので、防水を補うために使っている。まあ結局雨が伝って濡れたりするのだけど。

結局、相方はASOLOのグリッド GVという防水ローカットシューズを手にした。 f:id:yachanman:20220202204520j:plain

厚底マラソンシューズで大人気のメーカーに勤めていた人が「靴は底を見れば値段がわかる」と言っていたらしい。靴はソールがすべてということのようだ。

それでいくとグリッドはビブラムのしっかりとしたソール。税込19800円という「まとも」な登山靴並みの値段も納得である。

ここのところ、モンベルではトレイルグリッパーというオリジナルソールを出していたり、シューズメーカーが独自コンセプトのソールを出している。ただ、登山用ラバーソールの本家たるビブラムにはまだ少し足りない。

何がというと難しいが、岩場で足を置いた時に「うんうん、そこで踏むんだよ」という感覚はビブラムが勝る。ずっと履いているからというのが大きいのかもしれない。

 

 一方、トレイルランニングのシューズは各社オリジナルのソールが使われることが多い。

私のSALOMONのシューズがまさにそれ。見た目はASOLOと変わらないが、ソールの溝はかなり浅い。ソールのグリップ力もやや弱い気がする。

トレランの専門家に言わせると、「上級者は滑りながら走る」らしい。完全にトレイルをしっかりグリップしながらでは遅くなるから、適当に足元を滑らしながら走るとのこと。

それにしても怖いし、私にとってサロモンの靴は山でよく足を滑らす困りものだった。

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SALOMONの防水トレランシューズ

そこでいくと、このASOLOのグリッドはしっかり歩くのに向いてそう。ローカットだけど、しっかりとした「登山靴」となっている。岩場の乗りこなしも良さそうだ。
いやいや、使うのが楽しみ。

と言って、私には体感できない。これは相方のものなのだ。