クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

焚火フライパンがほしい

初めて買ったアウトドア用品はIWATNI PRIMUSのガスストーブとオピネルのナイフだった。

ここでバックパックや登山靴としないところが私で、アウトドアから思考は食に直行している。食うことこそ生きることと言えばカッコいいが、要は食いしん坊なのだ。

そんな今欲しいものはフライパン。今まで使っていたテフロン加工のフライパンがボロボロになり、鉄の地肌が剥き出しになってきている。焦げ付き防止のコーティングにはやはり限界があるようだ。

鉄製のフライパンならもう少し長持ちするだろうか。

 

友人がキャンプの時にはスキレットを使っていた。ロッジのスキレットでデザート・ステーキのご相伴にあずかったこともある。

そんなわけで先日、ようやくニトリスキレットを買って、焼肉やハンバーグをやってみたが、大物の調理には小さいしちょっと無理がある。

ここはやはり専用のフライパンかなと探すことにした。

f:id:yachanman:20220127064836j:plain

スキレット×ステーキ

鉄製のフライパンにはその道の専門がいるようだ。

Turkというドイツのメーカーが老舗らしく、いろいろなサイトで紹介されていた。100年使えるフライパンというのがキャッチコピーらしく、質実剛健ないでたち。古い洋食屋の厨房にかかっていそうなモデルである。

しかし、高い。鉄の塊のくせに(なんて言ってごめんなさい)15000円以上する。私はプロの料理人になる気は今のところないので、ちょっと過剰装備だ。

 

件のロッジにはフライパンもあるようだ。

友人は何を使っているかわからないが、こだわる彼のことだからおそらくロッジだろう。調べてみるとこちらで1万円くらい。

もうちょっと何かないかなあと探していると、中華鍋で有名な山田工業所が出てきた。私の愛用する中華鍋は山田工業所で、職人さんが敲いて作るという造詣にも惚れ込んでいた。

しかし、一番使い勝手の良さそうな26cmが品切れ状態。

うーん。

f:id:yachanman:20220127070213j:plain

山田工業所の中華鍋

そんなこんなで注文したのは遠藤商事というところのフライパン。

洋食器で知られる新潟県燕三条のメーカーだという。スノーピーク燕三条金物屋から始まったというから、この遠藤商事も隠れた名工ではないだろうかと注文してみた。

今はどんなものが来るのか楽しみだ。この際だからTボーンステーキでもやってみようかと今は考えている。