クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

料理

気ままにローストビーフを作る

緊急事態宣言で外食規制みたいな状態になっている。我が家はもともと内食が多いのであまり影響はないが、外食割合が多い家庭は大変だろう。 どうも「外食は贅沢」、「贅沢は敵だ」、「ほしがりません、勝つまでは」という意識があるのか、緊急時になると外食…

登山とラーメンと私~③カップヌードルの力

今年はコロナの影響でインスタントラーメンがずいぶん売れたらしい。日清食品、明星食品なんかはかなり売上を伸ばしている。 私も在宅勤務の昼食に時々食べた。簡単なのと考える手間がないし失敗しない。具を足せばそれなりに栄養が取れるのがいい。 登山で…

登山とラーメンと私~②明星 チャルメラ 長崎ちゃんぽん

日本即席食品工業協会という団体があるらしい。 いろいろあるもんである。 www.instantramen.or.jp これによるとインスタントラーメンのカロリーは高くないとしている。 下界では褒め言葉かもしれないが、山とかアウトドア派にとっては困る。軽くてカロリー…

登山とラーメンと私~①サッポロ一番 塩

今、台所の隅に大量のアルファ米がある。 五目御飯、わかめご飯、ドライカレーと3種類あって、山に行くたびに食している。ところが今年は縦走などが特に少なくて全く減らない。山では不味くはないのに下界では美味しくない。したがって、家で食べることは皆…

今年美味かった丼物ランキング

菅首相のステーキ会食が批判を受けている。 ただ、私は会食の可否よりもどんなステーキが出てきたのかが気になっている。1人5万円とかと報道されていた。どこの牛なのだろう。 こういう報道の中で必ず1人いくらと報じられるのは、批判を煽るためである。…

朝食チャーハン2年の成果と作り方

休日の朝食にチャーハンを作るのが習わしとなっている。 椎名誠『怪しい探検隊シリーズ』では林秀明さん、通称リンさんがチャーハンを朝食に作るのがあまりに美味そうだったので、真似をした次第である。 もう2年くらいやってきたので、ちょっと普通のブロ…

勝手にフライ選手権-番外〜串カツ

今年は年末年始の休みにみんな帰省するのだろうか。 核家族化が進む現代は正月休みが親戚との繋がりを持つ最低限の機会のような気がするのだが。いつでも会える気になっているとそのうち会えなくなるものだと思う。 去年の年始は実家を起点に大阪、京都、奈…

勝手にフライ選手権③〜白身魚フライ・エビフライ

かつてアメリカにいた頃はフライと言えば「ケンタッキー・フライド・チキン」だった。住んでいたのがケンタッキー州ということもあるけど。 内陸だったせいか魚介類を食べた記憶があまりないし、その美味しさに気づいたのは帰国後だった。仮に一生そこに住ん…

勝手にフライ選手権②〜カキフライ・トンカツ

小説家・原田宗典のエッセイでフライで野球のナインを決めるというのがあった。例えば、「1番センター・コロッケ」、「4番サード・トンカツ」という具合だ。 明らかにV9時代の巨人をイメージしていて、コロッケは柴田勲で4番は長嶋茂雄である。個性豊かな…

勝手にフライ選手権①〜コロッケ・アジフライ

ここのところ家に人を招くことが増えている。 外食が大っぴらにしにくいのと家でやれば安く済むという事情によるが、来訪者のお口に合うかわからない手料理を披露している。これまでハンバーグ、餃子、天ぷらを供した。焼き物、揚げ物は少人数ではやりにくい…

涙が出るほど美味いメシ

数年前にANAの機内で「涙メシ」という番組がやっていた。著名人、芸能人がかつて食べた「涙が出るほど美味かったメシ」を紹介するというもので、よくありそうだプログラムである。 みんな今はお金にも困らない有名人なわけだが、大抵取り上げるのは無名時代…

都道府県別ご当地グルメの選び方

最近、航空会社の株主優待が手に入ったので、旅行に行きたくて仕方がない。8月に北海道に行ったし、冬に南に行くかな。屋久島か奄美大島もいいなとか考えている。旅行先で重要なのは、遊べる自然があるか、メシは美味いかで、最近は出来る限りメシの美味い…

山とビールと私

北八ヶ岳は楽しかった。ただ、キャンプにやや物足りなかった。 その翌週、相方の両親と奈良で夜食事をしたら、最初から日本酒になった。私の実家と違って、それほど酒飲みでもないから、最初からメインの酒を頼むのだろう。 奈良の大和酒造の酒はすっかりし…

残念な駅弁〜八ヶ岳たまごサンド

今回の北八ヶ岳山行は昼頃下山となった。渋の湯から10時30分のバスに乗り、11時30分ごろには茅野駅。特急券を買い、11時39分のあずさ号に乗って東京へ帰る。 帰る時がなにより名残惜しい。名残を惜しむべくたまに食べるのが駅弁。「名物に美味いものなし」と…

山の武器(カトラリー)は箸に限る

山の特殊用語にはいろいろある。「キジ撃ち」なんかはその典型で、野糞を指すわけだが、一般登山道で野糞をすると怒られるので実際に使っているのを聞いたことがない。 そんなあまり使われない用語の一つに「武器」というのがある。カトラリー、つまり食事用…

小樽と屋久島の飛び魚

人類の歴史は何かと言えば、ズバリ食の歴史である。人は死ぬまで食わなくてはならない。人類の歴史は戦争の歴史とも言えるが、戦争も食わねばできない。空腹では何もできないのだ。 それにしてもいろいろ食うのが日本人で、小樽の三角市場でもいろいろ珍しい…

丼の中に入るもの〜北海道メシの恍惚 その4

先日、法事に出て最後にお経を上げたお坊さんがこんな話をした。 「仏教の漢字では井戸の「井」という字の真ん中に点を入れた字は、より清らかな水があるということを意味します。したがって、この字が入ったお名前(戒名)の方もおられます」 「丼」という…

海彦と山彦〜北海道メシの恍惚 その3 海の幸、山の幸

北海道に行く目的は当初、山登りだった。旭岳からトムラウシ縦走を企図したものの、天候不安定で断念。山に行くと食事がとにかく貧しくなるので、今度はメシの美味そうな海に近い山ということで利尻島を選んだ。 それもこれも海から獲れる美味いものを食べる…

憧憬のウニ〜北海道メシの恍惚 その2

世界には日本人しか食べないものが多い気がする。マグロや牛タン、マツタケ、イクラなんかは日本人がいなければ価格の大暴落が始まるだろう。一方でこれらの食品は日本人でなかったら知らぬまま一生を終えたかもしれない。幸せなことである。 今回も引き続き…

鮭の大地〜北海道メシの恍惚 その1

北海道の愉しみと言えば飯である。 登山と言えば信州で海がない。海がなければ山の幸と行きたいところだが、なかなかどうして日本において食は海である。松坂牛もジンギスカンもウニとアワビには一歩譲らざらるを得ない。『魏志倭人伝』に記されたように、倭…

兵用ゆべし 酒飲むべし

もう4ヶ月以上も山に行っていない。休日はランニング、しかも時折雨に濡れての快適とは言いかねるランをして来るべき山行に備えている。自然、愉しみは食ということになる。夜の外食も気が引けるので少し美味い肴を用意して、酒を嗜むくらいしかないのだ。 …

米食う家

このコロナ騒動で大いに困ったのは突然店頭から米が消えることだ。ある日、突然、忽然と姿を消すので、文字通り右往左往して探す羽目になる。 我が家では平日3食とも米。パンは腹持ちが悪いので、朝食を5時に食べる私には力不足だし、昼は持参の弁当なので…

カナディアンロッキー紀行⑧ーカナダ料理事情(続)

カナダは意外なほど多民族国家だった。バンクーバーから乗るスカイトレインの乗客は半分くらいが中国系で、立派な髭を蓄えたインド系の人もいる。特にバンクーバーは香港返還の際に移り住んだ人が多く、'Hong Kong-couver'と呼ばれているらしい 。 アメリカ…

カナディアンロッキー紀行⑥ーカナダ料理事情

旅の楽しみにはいろいろある。これまで見たことのない景色を求めるという旅もある。単に日常を離れてのんびりするという旅もある。あるいは人との交流を主にする旅もあるだろう。 ただ、食の合わない旅は不幸なばかりだ。 久しぶりの海外旅行であるが、行き…

内食の人

会社の費用でセミナーへ行ったら、昼食代に金券1000円分渡された。ただ、ここ最近は1人で店屋に入る習慣が全くと言っていいほどなくなっていて、結局会場の休憩室で持参のおにぎりを食べた。 外食は苦手だ。「苦手も得意もあるものか」と言う人もいるだろう…

登山・ラーメン考

会社の後輩がときどき「あー、ラーメン食べたいなぁ」と呟く。彼のおすすめは東京八重洲地下にある海老風味ラーメンの店で、ちょいちょい行っているようだ。私は美味しいインドカレーくらいなら付き合うのだが、ラーメンに700円以上かけるのには食指が動かな…

チャーハン道

ここのところチャーハンに凝っている。 チャーハンに凝りだしたのはもともと中華鍋を買ったからだ。 2017年の『岳人』で「ベースキャンプを楽しむ」という特集があり、「重さを気にしなければ中華鍋があればよい」という記述があった。その横には焚き火でチ…

おうちのごはん

久しぶりに妹のところへ行っていろいろ話した。 彼女の夫くんは化学者である。化学者というのは「いい加減」なことをできないらしい。「いい加減」にもいろいろあって、数学者なら論理的矛盾を嫌うとか、経理人間は数字が合わないと嫌とかあるが、化学者は分…