クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

羽田空港で一夜を過ごす〜宮古島まったり旅①【本編】

ここ数日、旅計画をうだうだ書いていたが、いよいよ本編。

本当は寒い東京を出てまったりな旅行のつもりが、数々の困難が待ち受けていた。そもそも島に着く前の時点までが前途多難、艱難辛苦を思わせる状態だったのだ。

f:id:yachanman:20220210195944j:plain

まず、一夜を過ごす段階。

今回、6:40発の飛行機に乗ることになる。自宅を出て始発で駅に着くのが6:07。ギリギリ間に合うかどうかだが、リスクを避けて羽田空港前泊とした。

最初に問題だったのが、一夜を過ごす場所。羽田空港第1ターミナルに着いたものの、深夜は第1、第2ターミナルが閉鎖されるとのこと。それすら知らなかった。

警備員さんに言われて無料シャトルバスにて第3ターミナルへ移動する。第3ターミナルは国際線なので24時間営業なんだそうだ。道理で「ターミナルで一夜を過ごす方法」が国際線のみになっていたわけだ。

そんなこんなで0時を回って第3ターミナルへ移動し、そこのベンチで眠れぬ夜を過ごす羽目となってしまった。

 

2月、羽田空港で一夜を過ごすとどうなるか。今後の参考に書いておこう。

まず寒い。出入口からすっと冷気が入るので、足元を暖かくしないと眠れない。深夜でもわりと人の出入りがある。

そして、うるさい。特にキャリーバッグの車輪がガタガタと音がするので、耳に栓をしないと時々目が覚める。

深夜は掃除も入る。大型掃除機の音が響き渡る。これは過去、サンフランシスコとモントリオールでも同じ経験をした。

あと、深夜だけどなぜかずっと起きてしゃべっている人もいる。こればかりは今回たまたまだけど、なぜずっと起きているのか、しゃべっているのかはついにわからなかった。

そういうわけで12時半くらいから5時までで1時間半ほどしか眠れなかった。

 

ちなみにこの日の明け方は大雪の予報で、飛行機が飛ぶかわからないというグレートな状況。つまり苦難の夜を過ごして自宅に戻るだけという可能性もあるわけだ。電車も止まるような本当の大雪なら帰ることすらままならないかもしれない。

なんというか呪われているのかという旅の幕開けである。 

まあ、今回は困難だらけの旅の始まり。

困難は最後まで続くのか。次回からしばらく宮古島旅行について書き綴っていきたい。