お題が「急に休みになったら」かと見ていたら、急に風邪を引いて休まざるを得なくなった。
会社で仕事をしているうちに寒気がしてきて、「やばいやばい」と思いつつ何とか帰宅すると熱が39度。翌朝も38.7度で、そのまま「休み」となってしまった。
翌朝は37度に下がったものの、前日より頭痛が酷いので2日間お休み。こういうやむにやまれぬ休みというのはもったいない気がしてしまう。
1989年から1994年までの将棋界を著述したもので、今から30年ほど前の記事。
まえがきの「ある日の棋士控え室」がすばらしい。控え室で筆者がぼんやりしていると、若手棋士が集いだし、たちまち活気のある検討会が始まる。メンバーは当時飛ぶ鳥を落とす勢いの羽生善治から双璧とされる村山聖、郷田真隆、先崎学、北浜健介、行方尚史。
筆者もプロ棋士だが「なにがなんだかわからない」らしい。検討での意見で互いに力量を測りあう緊迫の場面が簡潔な文章で表現されている。
部外者には見えないが、ただの内輪話にしない。こういう語り部は今残っているだろうか。
あとジョーゼフ・キャンベル+ビル・モイヤーズ『神話の力』も読んでいるけど、こちらは頭痛で進まず。
早くなおっておくれ。