またしても電器店でカメラに悩んだ。
愛用のEOS Kiss X4が谷川岳でいよいよおかしくなり始め、シャッターが時折落ちなくなっている。多分、西黒尾根の下りで豪快に尻を打った時だろう。
後で痣になるくらいでウンウン唸った。
そういうわけで、またしても電器店に赴いたわけだが、なかなか決め手がなくウンウン呻ってしまった。
改めて一眼レフカメラの特徴について。
【長所】
・電池の持ちがいい
・ファインダーを見て撮れる
【短所】
・大きい
・上位機種は重い
ミラーレス一眼はこう。
【長所】
・軽い
・コンパクト
【短所】
・電池の持ちが悪い
今回、OLYMPUSのOM-Dのデモ機を詳細に見た。
スイッチをONにすると、レンズがびよーんと出てくる。何だかちょっと前のコンデジみたい。
ファインダーを覗きながらズームを使ってみると、手元の動きとファインダー内の映像がややずれる。ファインダーを覗かない方が良さそうだ。
それに比べるとSONYは一眼レフに限りなく近い。シャッターを押すと、スパッと落ちる感じ。実際は何も落ちないけど。
ただ、お店のラインナップの問題もあるが、どうもミラーレスに惹かれない。
どうしてもスマートフォンのカメラとの違いがわからないのだ。
一度買うと、10年くらい使うつもりなので、簡単に今の性能を上回る機種がホイホイ出てきてもらったら困る。
今、相方はミラーレスの走りとなったOLYMPUS Penのかなり初期のものを使っていて、こいつはなぜか接写が苦手と来ている。
「ピピッ!ピピッ!」
と頑張ってますアピールはすごいのだが、ピントがなかなか合わず相方がイライラするばかりか、なかなか撮影が終わらないので、私までイライラすることがある。
今のはもっと性能がいいのだろうけど、オートでしか合わせられないのは嫌だ。
というわけで目下のところ、候補はCanon 90Dか9000d。
あとPENTAX KPかK-70。防塵防滴でアウトドア派なカメラだ。
今まで奇跡的に壊れなかったEOS Kissだったが、小雨でも使うなら防滴の方が良い。
ところが、ちょっと気になるレビューが電池の持ちが悪いと。Kissはマメに電源をOFFにしていたら1週間くらい持った。黒部湖から上高地までの5日間撮りまくって充電なし。
今の一眼レフはいろいろ電池を喰う機能でいっぱいだから、これは無理だろうな。
バッテリーの問題さえなければこれがいい。
そんなわけで、マダマダ、ダラダラと悩むのである。
この悩んでいる時間が一番楽しい。