旅行の時に持って行くカメラはEOS KISS X10。今、全盛期と言っていいミラーレス一眼ではなく従来の「ミラーあり」一眼レフカメラ。
ミラーありとミラーレスの違いは電池の持ちで、ミラーレスより持ちが良いという理由でこれを選んだ。というわけで、撮った写真の品質に影響するポイントではない。
今日は昨年行った霧島山での2枚。なんとなくモノトーンモードで撮ってみた。
奥にうっすらと桜島。晴れ過ぎていて上半分が何もない景色になってしまった。
上にポツンと人影を入れてみた。
白と黒だけだとテーマをはっきりさせない状態では意味がわからない写真が出来上がる。その意味では白黒時代の写真家を写真家たらしめる所以は、ピントを合わせたり絞りを合わせたりすることでなく、明確にテーマを決めて、魂を込めて撮ったことかもしれない。
篠山紀信も亡くなったし、これから真の写真家は出てくるだろうか。