クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

写真

にっぽんの里山展

土曜日は東京都立写真館で「にっぽんの里山」展を見てきた。 かつてNHKでそんな番組があったけど、この今森光彦という写真家は知らなかった。 私は登山に行くのが好きだが、目的はというと自然を見るためである。自然というのは人工物ではないということにな…

山に行けない山ヤは

「山に行けない山ヤはただのヤだー!」 というわけで過去の縦走写真から。 2019年に塩見岳から間ノ岳、北岳を縦走。塩見岳から仙丈ヶ岳は未踏ラインなんだよね。 長いし、今は行けるかなあー。 それより休みがほしい。

6月の写真集

もうすぐ梅雨。 「懐かしいもの」というお題を見て「6月ってあまり出かけていないなあ」と思い、過去の写真を見直してみた。梅雨時は天候が安定しなくて山に出かけないせいか、やはり少ない。 それでも「懐かしい」写真がいくつかあったので掲載します。 鎌…

ゴールデンウィークの景色(過去)

世間が連休、つまりゴールデンウィークなのだが、お仕事。なんとも悔しさが募るばかりで、過去のゴールデンウィーク写真を振り返ってみた。 2010年は伊豆半島を自転車で旅行。 思い付きで熱海から伊豆高原、松崎と民宿に飛び込みで泊まって沼津に抜けた。松…

10年前の登山写真-低山編

今週は春雨というか春の嵐というか、ぐずついた天気が続いている。 来週は晴れたらいいな。 またしても10年前。一番山に行っていた元気な時の写真を見て2024年のエネルギー再注入シリーズ。今回は低山に注目してみよう。 まずは夏のクソ暑い時期に行った妙義…

人生で印象に残る景色とは

先月ぶっ倒れてから遠出をしていない。 疲れを感じていると身体の回復を優先させるので、どうも早起きして始発に飛び乗るようなことができないでいるのだ。 このままじゃいかんなア。 ここはやはり「また見たい」と思える景色を見直すことから始めてみよう。…

モノトーン写真の世界

旅行の時に持って行くカメラはEOS KISS X10。今、全盛期と言っていいミラーレス一眼ではなく従来の「ミラーあり」一眼レフカメラ。 ミラーありとミラーレスの違いは電池の持ちで、ミラーレスより持ちが良いという理由でこれを選んだ。というわけで、撮った写…

今年の1枚を選ぶ

今年もあと少し。 ここのところ2年連続でオリジナルカレンダーを作っている。その年の渾身の13枚を選んで、表紙と12ヶ月のカレンダー写真とするのだ。 ほとんどが山で撮った写真で、私は遠景が多く、相方は花の接写が多い。それらを組み合わせて次の1年と…

八ヶ岳で撮った写真群

山ではやたらと写真を撮ってしまう。 見逃すともったいないというか、この景色をまた見たいというか、そのまま忘れてしまうのではないかという懸念が生じるというか。とにかくパチパチやってしまう。 全く腕は上がらないのだけど。 そんな、今回の山行での写…

今年の富士山写真

登山をしていて無意識にやること。それは天気がよければ富士山を探すこと。 「あっ、富士山」といつの間にか叫んでいる。 北アルプスなら「あっ、槍が見える」ともなるけど、中には笠ヶ岳とかと勘違いする人もいる。それでいくと富士山は見間違えようがない…

北海道の山で出会ったキノコ

山に行ってなんとなく写真を撮ってしまうキノコ。 特にかわいい形のがあるとなんとはなしに写真に撮る。撮るけど特に後で調べたりしないので、一向に覚えない。ましてや食べるなんて怖くてできない。 じゃあ意味がないだろうという声が聞こえてきそうだが、…

クモノカタチ~2023北海道編

そう言えばこのブログ「クモノカタチ」という名前だった、ということで今夏の北海道で会った雲の形。 裏旭岳で朝日に照らされる雲 阿寒湖の夕日に浮かぶ雲 雄阿寒岳の上から望む夏雲 根室港からオホーツク海側に浮かぶ雲 本日は文字少な目で写真のみ。 旅先…

冬の八ヶ岳に持って行ったカメラ

冬山に行くのにあたって一番の悩みはカメラ。そう何台も持っているわけではないので、選択肢も何もないけど、一応書いておこう。 私が現在使っているのはCANON EOS Kiss X10。ミラーレス一眼全盛となりつつある中で最軽量の一眼レフを使っている。 なぜミラ…

「星野道夫 悠久の時を旅する」展を見に行った

星野道夫展を見に東京都立写真館に行ってきた。 都立写真館は岩合光昭展以来で、なんだか動物写真ばかり見に行っている気がする。 星野道夫展は10年くらい前に横浜そごうで見て以来。没後もこれだけ写真展の開かれる写真家は少ないかもしれない。 先日見た岩…

岩合光昭 写真展とメメントモリ

梅雨明けしたかというような日曜日、恵比寿の写真美術館に行った。目的は岩合光昭さんの写真展で、メメントモリという特別展を同時にやっているという。 メメントモリとは「死を想え」という意味らしい。その特別展のサブタイトルは「死は何を照らし出すのか…

EOS Kiss X10の撮り味は?~写真で振り返る2021年四半期

早くも1年の4分の1が終わってしまった。 1年が早いと言い始めたらすでに歳かもしれない。考えてみれば5歳なら1年は人生の5分の1で、30なら30分の1、50なら50分の1なのだから、当然と言えば当然。 でも、1つでも多く今年はこれをやったというもの…

写真カレンダーを作ってみた

1月も終わりになろうかという時に写真カレンダーを作った。 これまで撮った写真からピックアップしてみたのだが、昨年は極端にすくなくて、2019年以前ばかりになってしまった。 選んでみると気合を入れて一眼レフで撮ったものが少ない。ほとんどが何気なく…

Canon EOS Kiss X10とX4を比較~操作編

2020年年末に買ったCanon EOS Kiss X10で正月試し撮りした。 10年ぶりに買ったのでもっと興奮するかと思ったら、案外淡々としていて、ようやくの撮影である。 まっ、とにかく率直な感想を書いてみたい。 いよいよ登場、EOS Kiss X10で試し撮り ①モード切替が…

EOS DigitalからEOS Kiss X10までの軌跡

先日、10年ぶりにカメラを買った。Canon EOS Kiss X10。 以前、X4を買ってからいつの間にか10年。また同じカメラを買うのは能がなさそうだが、スペックやコスパを考えるとやはりこれになってしまった。 いよいよ使ってみようかと思っているが、その前にEOS K…

最終的に一眼レフはCanon EOS Kiss X10

ついにカメラを買った。正確には届いていないので、注文したという状況ではあるが、とにかく決めた。 Canon EOS Kiss X10。 これまでX4を10年以上使い、あれこれ迷ってまた同じとは能がない。能がないけどまた同じにした理由を書いていこう。 yachanman.hate…

一眼レフ?ミラーレス一眼? カメラに悩む

またしても電器店でカメラに悩んだ。 愛用のEOS Kiss X4が谷川岳でいよいよおかしくなり始め、シャッターが時折落ちなくなっている。多分、西黒尾根の下りで豪快に尻を打った時だろう。 後で痣になるくらいでウンウン唸った。 そういうわけで、またしても電…

さてさて候補は?〜登山カメラについての考察③

登山カメラを探して、週末ヤマダ電機に行ってみた。 結論から言うと有用な情報も有力な候補も見つからなかった。店員さんで山に登る人がいないというのが大きい。商品知識はあっても使う環境が想像できないのだ。 文句を言っても仕方ないので、必要な要素と…

OLYMPUS Toughくらいのタフさは必要か?〜登山カメラについての考察②

世の中、何をするにもまずは検索である。その流れに内心反発を覚えつつもポチッとしてしまう。 ノンフィクション作家の高野秀行さんも、まずは「日本 ソマリ人」とかで検索して在日ソマリ人を見つけたというから、最近は甘えてGoogle先生に頼りっきりだ。 さ…

CANON EOS Kiss礼賛~登山カメラについての考察①

五名山の4つ目を考えつつ、またしても山道具(物欲)、カメラについてのお話。 今、新しいカメラの購入を考えている。 考えていると言ってもたかが知れていて、現在登山で使っているのはCANON EOS Kiss X4とOlympus TOUGH。EOS Kissは使い勝手の良いパパ・…

山を撮るということ

また社内報の表紙に写真が採用された。とはいえあくまで無給である。今回はカナダ・カナディアンロッキーの山並みで、今年10月に撮ったものだ。私がカナダに行ったまま台風で帰ることができなくなったのは周知の事実なので、犯人は自明。新年号として出すの…

写真を飾るということ

ここのところ家具への出費が増えている。 一人暮らしの時には冷蔵庫、洗濯機、ちゃぶ台、マットレスのないベッド、安物の金属ラックとCDラジカセくらいで、必要最低限のものしかなかった。その必要最低限も、洗濯機は10年以上前に亡くなった祖母の家から引…

社内報写真家

社内報の表紙に時々写真を提供している。これはひとえに私の写真家としての腕を買われて名誉特派員の栄誉に浴している、というわけではなく、広報担当が適当な写真を持ち合わせていない時に無料の写真提供人として利用されているだけに過ぎない。 昨今は簡単…