クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

冬の八ヶ岳に持って行ったカメラ

冬山に行くのにあたって一番の悩みはカメラ。そう何台も持っているわけではないので、選択肢も何もないけど、一応書いておこう。

私が現在使っているのはCANON EOS Kiss X10。ミラーレス一眼全盛となりつつある中で最軽量の一眼レフを使っている。

なぜミラーレスにしないのかというと、電池の持ちの問題。

ミラーレスには一眼レフにあるようなファインダーはない。ファインダー部分に映像を映しているようなものなのだ。

冬山だと電池の減りが非常に早いので、いざ撮ろうという時に電池切れとなる可能性を考えて一眼レフにしている。実際、今回ファインダーを使わずに、液晶画面を見ながらマニュアルモードで撮ろうとしたところ、電池の残量低下が表示されて焦った。フル充電してきてこれだから、寒いととにかく電池が勝負の鍵となるのだ。

撮るときの理想はマニュアルモードでピントも絞りも手動でやることなんだけど、最近はプログラムオートで、オートフォーカスもONにするというズボラな撮り方。

言い訳をするとまつ毛が凍ったりして、ファインダーを覗きながらピント合わせがしにくいし、じっとしていると寒いのだ。

以前はX4を使用していた。X10との違いは液晶が常に出たままになっている。

X10は液晶をひっくり返すことができるので、普段は液晶を使用せずに撮っている。カメラ本体は剝き身のままで持っているが、液晶を使用しなければ電池は結構持つ。

そんなわけでズボラなカメラマンだが、奇跡のショットを夢見て毎度山にカメラを運んでいる。