クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

青年小屋でテント泊まったり①

台風一過の休日に八ヶ岳権現岳に行ってきた。当初からの予定変更だったが、今はどのテント場も予約制を取っており、飛び込みではなかなか行けるところがない。八ヶ岳ではバスが通っていない観音平から3時間ほどの青年小屋は予約なしで行けるテント場だった。

小淵沢駅から観音平までは徒歩で3時間ほどの道のりとなる。かつて歩いて登ったことがあるので、今回もてくてく歩いていたら親切なご夫婦に「乗っていくか?」と訊かれて乗せていただいた。スコティッシュ・ディアハウンドという猟犬を飼っており、その犬が私のバックパックに鼻水を垂らす以外は非常に楽に観音平に着くことができた。

 

観音平から編笠山を経由して青年小屋に下りた。編笠山は久しぶりに満員御礼の山で、子どもも多い。途中から雲がかかったが、富士山、南アルプス鳳凰三山甲斐駒ヶ岳北アルプス、そして八ヶ岳連峰がよく見える。

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青年小屋には「遠い飲み屋」という提灯がかかっている。居酒屋に休業要請が出る昨今だが、家の外でまったりしたいという願望はみんなあるのだろう。みんなテントを張るやビールを買って談笑している。

色とりどりのテントはかなりの数になった。ただ、みんな適当に距離を取り、思い思いに食事をし、ソーセージを焼き、ビールを飲んでいる。

われわれも着いてラーメンを食べ、本を読んでいるとうとうと昼寝タイムとなってしまった。