そろそろ紅葉のシーズンになる。ついこの間キャンプに行ったばかりだろうと言われそうだが、どこかに行きたい。
キャンプへ一緒に行った友人夫婦は毎週どこかの山やら沢へと繰り出し、今度は釣りをしたいという。何だか生き急いでいるようでもある。しかし、身体が自由に動き、自由に時間を使える期間というのには限りがあるものなのだ。
人生には締切がある。
それでは今回はこれから行きたいところを列記しておきたい。
①白神山地
今年は屋久島、知床を縦走できたのはそれなりに満足なんだけど、白神山地は行けていない。何よりアクセスが悪いし、車がないと結構きつい。
単に白神岳を登っておしまいだと面白くないし、かと言って沢登りは時間もかかるし。グズグズしていると本当に行けなくなる。
②西表島
私は沖縄そのものに行ったことがない。どうもリゾート地というイメージが強くて放浪の一人旅に向かない気がしたからだ。
ただ、かつて西表島だけはトレッキングを計画したことがある。島の内部はジャングルに覆われていて、高い山はないものの南の島特有の原始的な雰囲気を残しているという。夏は到底行ける状態ではないらしいので、冬しかない。
ここのところ沖縄は行きづらい雰囲気だったが、そろそろいいだろうか。
離島の旅が好きだ。島を流れる時間が好きとも言えるかもしれない。島に行くとあくせくする気がしなくなるのがいい。
ここ最近では、3年前に神津島・式根島、昨年は利尻島・礼文島、今年は屋久島に行った。そこで今度行きたいのは八丈島。八丈島なら竹橋からフェリーか、羽田から飛行機ですぐなのだが、上陸するのが日本最難と言われる青ヶ島まで足を伸ばしたい。
いやいや、他にも平ヶ岳の下にある恋ノ岐川とか『岳人』でマイナー十二名山として掲載された丸山岳、アクセスのとことんわるいトカラ列島など。行きたいところはまだまだある。
海外に行けるならベネチアとかもフツーに観光したいし、と煩悩は尽きることない。