先日の野田市スポーツ公園キャンプで重大な事実が発覚した。
この日は比較的暖かかったし、軽量化したかったのでモンベルのウルトラライト・コンフォートシステム・エアパッド90というのを持参した。今から6年くらい前に買った代物で、チューブ型のエアマットだ。
軽くてコンパクトということでは有能で、500mlペットボトルより小さい。
膨らませると3、4センチになるので、暖かいかと言うとそうでもない。
山岳雑誌の記事によると、中にウレタンなどの入っていないエアマットでは、内部で空気が対流を起こして、冷気が身体に伝わるらしい。言葉だとわかりにくいけど、地面の冷気がマットの下部の空気を冷やし、その空気が上に上がってというのを繰り返して、マットの上にある身体が冷える。
そんな伝導と対流の理科実験ばかりしまうため、ここ最近は定番サーマレストのリッジレストばかり使っていた。
しかし、ここのところ自転車ツーリングを再開したこともあり、エアマットも必要となってきた。
その折に久方ぶりにエアパッドを持ち出したわけだが、空気を入れるや抜けてしまった。嘘でしょというくらい一瞬だ。
モンベルのエアマットシリーズはコスパが良かったけど、大いなる欠点がバルブだった。サーマレストによく似たスクリューバルブだけど、これがよく抜ける。寝る前に入れても夜中に空気を補給しないといけない。
それが今回は本格的に壊れてしまった。雪山なら危ないところ。本当にぺったんこになって、地べたに寝ているみたいだった。
そこで今次のエアマットを探している。
前に使っていたEXPEDのもそれなりによかった。アウトレット品で6000円くらいだっただろうか。
しかし、サーマレストがネオエアという快適マットを出してから、エアマットは爆上がりしていて、2万円超が普通になっている。エアマットの価値が寝袋同様認められたと見るべきか。
しかし、そうなると嵩張ってもサーマレストのリッジレストを使いたくなる。壊れないし、安いのだ。
安くていいものを探すのは難しい。
サーマレスト、ニーモ、SEA TO SUMMIT、EXPED、モンベル。これからいろいろ当たってみたい。