晴れた日曜日、秋キャンプの準備にアウトドアショップに向かった。今回のキャンプは友人夫婦に車を出してもらう。いつもの質素倹約キャンプを脱してラグジュアリーを決め込むには2、3必要なものがあったのだ。
大目的はマット。今年、EXPEDのエアマットが突如としてメリメリと音を立てて変形してしまった。しかも場所は2月の屋久島山中だったので、危うく寒さに凍えるところだった。そんなわけでMt.スポーツ石井でマットを物色したものの、昨今エアマットの高騰は甚だしく、サーマレストのネオエア3万円というのを見て嫌気が差し、何も買わずに出てしまった。
スキレットと言えばロッジが有名で、道具にこだわる友人が使っていた。それはそれは重い代物で、保温性抜群。それで焼いたステーキは絶品だった。ただ、徒歩、もしくは自転車というわれわれ人力キャンパーには文字通り荷が重い。そういうわけで、たまたま入ったニトリでスキレットが安くなっていたので思わず飛びついてしまった。
ニトリのスキレットは8インチと5インチの2種類。2人以上で使用するので8インチ(19cm)を選び、同サイズの蓋も買った合わせて1300円ほど。ハンバーグならギリギリ3つ、お好み焼きなら大きめ1枚、餃子なら2人前、10個くらいか。
分厚い生地にしたので、中まで火が通るか少々不安だったものの、蓋をしたら大丈夫だった。
把っ手が短いので、タオルか手ぬぐいが必須。火を止めてもしばらく油が跳ねているので、保温性はまあまあか。屋外でもそこそこ熱々で食べられるだろう。
とにかく焼き目はフライパンより美味しそうなのがいい。
総合すると
コンパクト性 ◎
コスパ◎
保温性・熱伝導〇
焦げ付き△
他を知らないから比較のしようがない。ただ、ロッジに比べると厚みがない分、保温性は足りないかもしれない。あと焦げ付きは少々気になる。油が馴染めば改善するだろうか。今後に期待。
しばらく家で、キャンプで使い倒したい。