クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

SEA TO SUMMIT ウルトラライト インサレーティッドマット

梅雨入り。日本列島には見事に停滞前線がかかっている。

気晴らしに行く当てもないけど、夏山登山用のパッキングをしてみた。

その時、先日買ったウルトラライト インサレーティッドマットに空気を入れて試してみたのでちょっと感想を書いておきたい。

仕舞寸法は500mlペットボトルくらい。

カタログ数値によると、XSサイズで128cm、厚さ5cm、R値3.3となっている。ちなみにネットで見るより色が穏やかなオレンジでよかった。

さて、買って1ヶ月以上経過しているけど、ようやく膨らましてみよう。

 

最近のエアマットの流行りはポンプ付き。

かつてのマットはとにかく気合と根性。呼気で膨らませる方式だった。その元祖とも言えるサーマレスト。私はサーマレストによく似たモンベルアルパインマットという製品を使っていた。いずれも半自立膨張というのが売りではあったが、結局最後にフウフウ吹くのが疲れた。

その後、サーマレストからネオエアというとてつもない寝心地の製品が出て、友人が意気揚々と手に入れていたものの、入れる空気の量が尋常ではなくなり、これまたフウフウするのが大変になった。

さて、流行りと書いたエアポンプがこの度のマットには付属している。

付属と言ってもスタッフバッグがそのままポンプになるというもの。説明が難しいのだが、スタッフバッグ二重の筒状になっていて、筒を伸ばして空気を入れ、先っちょのアダプターをマットのアダプターと接続して空気を押し入れる。

問題は筒状に伸ばしたスタッフバッグへの空気の入れ方で、呼気を入れて広げたりする。それでは結局フウフウは同じ気もするのだが、最初からマットに入れるよりは遥かに楽だ。

膨らませるとこんな感じ。

寝てみたけど、軽量化のためにポコポコと凹みがあるけど上々の寝心地。中にウレタンなど一切入っていないので、パンクが怖いけど、どれくらい持つだろうか。

とにかく軽くて寝心地が良さそうなので今から使うのが楽しみだ。