クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

雲ノ平の花・花・花~夏の雲ノ平山行⑧

さて、雲ノ平山行は捻挫もあったが、5日目に雲ノ平を出て太郎平を越え、折立に下山した。その日はバスがないので、芝生のテント場で一泊し、翌朝のバスで富山に向かった。

そのあたりは特に書くこともないので割愛。

今回は出会った雲ノ平の花の写真を掲載しよう。

正直、花は詳しくない。

これはハクサンフウロかな。漢字で白山風露と書くらしい。なんだか風流だ。

これはイワギキョウかな。違ってたらごめんなさい。

我が家の家紋は桔梗なんだそうだ。明智光秀も桔梗だけど、我が家の方には外に丸が付いている。

それだけに親近感を覚える花なのだが、親に話を聞くと祖母が「桔梗だったような...」と言っていただけだからかなり怪しい。

これはヨツバシオガマだろうか。漢字で書くと四葉塩竈

竈と言えば全く関係ないが『雨月物語』の「吉備津の釜」を思い出してしまう。古典きってのホラーである。

ミヤマキンバイ

関係ないけど下山してから飛騨高山に寄り、「深山菊(ミヤマギク)」という日本酒を買った。ミヤマギクも高山植物なのだろうか。

今回は何といってもチングルマ

調べるとバラ科ダイコンソウ属らしい。上の写真は花の散った後の綿毛。

北アルプスではまだまだチングルマの花もある。

北海道では8月でももう大半が綿毛になっていたが、雲ノ平は花盛りだった。

ちょっと遠くてわかりにくいけどニッコウキスゲ

天気の悪い時、遠くの展望が効かないときはやたらと足元の花を撮ってしまう。

今回の山行は財布忘れ、捻挫やストーブの故障なんかもあったが、とにかく花を愛で無事終わることができた。

次はどこに行こうか。