クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

熊本城の過去、現在〜九州、山と街の温泉旅①

ついに来た。まあ去年も来た九州旅。

おそらく年明けまで続くことになろうけど。ボチボチ書いてみたい。

北の旅の開放感と違った、のんびりした雰囲気が九州の魅力だ。今回のテーマは温泉である。

羽田空港発8時の便に乗り込み、初日は熊本へ。富士山が綺麗だ。

初日は熊本入りしたら特に目的を決めてなかった。とりあえず熊本ラーメンで腹ごしらえをして熊本城へ。

熊本城は6年ぶりで、前回は2016年3月終わりに行った。そして4月14日に熊本で震災があった。

こちらは震災前の雄姿

熊本城は震災で大きな被害を受け、2021年に天守閣のみ復活している。

ただ、熊本城の代名詞、そり立つ石垣はまだまだ痛々しい。崩れた部分はモルタルで落石を防止している。石垣は元に戻すため、落ちたままの状態となっている。落ちた石をそのまま戻して使うらしい。日本らしいこだわりだ。完全に戻すためにはあと何年もかかるらしい。

天守閣までの動線確保のため、大きな歩道が付いていた。歩道から写真を撮っているので、目線はかなり高いがほぼ同じ位置。天守閣以外の外壁はまだ剥がれたままだ。

天守閣は熊本城周辺の地形など、ブラタモリ的解説が多くてなかなか面白い。

ただ、城の風情は完全にない状態なので、そういうものを期待すると、少しびっくりするだろう。

相方は完全に気に入って、熊本城のジオラマがないか調べていた。城の天守閣と小天守のセットはあるようだが、巨大石垣を含めてとなると自作するしかないようだ。

西南戦争で薩摩軍を破った名城だけに見どころである石垣が復活したらまた来たい。

 

そんなこんなで初日はのんびり観光旅行。

2日目からがいよいよ登山と温泉である。