クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

山から下りたら食べるもの

雪山に行くとわかるのが、非常に腹が減るということだ。

トイレに行って用を足すだけで湯気が出る。湯気は外気温と排出物の温度差みたいなものだから、たくさんエネルギーを出したことになる。一方で、雪山で食べるのはラーメンとかアルファ米などの軽い食料なので、消費が供給を上回り、結果腹が減る。

下山時に「何食べたい?」と訊き合うのは合言葉のようなものだ。

そんなわけで過去の写真をいろいろ見たが、圧倒的に揚げ物が多い。

山がある県というのは長野や山梨のように海なし県だったりするので、海の幸が少ない。しかし、身体を消耗してから蕎麦というのもきつい。そこで信州のB級グルメ・山賊焼きを選んだりするのだ。

 

去年2022年行ったところで振り返ってみるとこんな具合になった。

北八ヶ岳から硫黄岳 蕎麦(食べるタイミングを失った)

②雲ノ平から富山へ下山 寿司(富山といったらこれでしょう)

岩手山 とんかつ(岩手名物が見つからなかった。盛岡冷麵というのもちょっと・・・)

九重山から湯布院へ下山 とり天と地鶏(やっぱり揚げ物か)

見事に揚げ物が多い。

そういうわけで先日八ヶ岳から下山したら何を食べるかと相方と言い合った。相方は「カレーがいい」と言う。

登山口にある八ヶ岳山荘でメニューを見るとカレー800円、カツカレー1000円とある。200円でカツが付くならと2人して大きなカツカレーを注文した。