クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

洋館と中華街と海と~京都・奈良・神戸の三都物語③

京都、奈良と巡って3日目は神戸へ。

神戸は横浜と比較されることが多い。洋館があり、中華街があり、海がある。

10年ほど横浜の端っこに住んでいたことがあるので、横浜市街にはよく行った。ただ、神戸は関西にいたのにほとんど行ったことがない。

今回は定番の洋館巡りから始めた。

洋館は全部で10個くらいあるらしい。国の管理と民間の管理で分かれているのが横浜と異なる。

横浜では丘の上にポツポツと洋館が散らばっているのに対して、神戸は六甲山の斜面に付くような形になっている。洋館の間には普通の民家があるので、やや見栄えがしない。

ただ、窓からの景色は横浜以上だ。ここに家を建てた人々はそこに魅かれたのだろう。

さて、山を下りて元町・中華街へ。

30年近く前に行った時と変わらない気がする。コロナのせいか客引きが減ったくらいだろうか。

サンフランシスコ、横浜と中華街へは行ったことがあるが、神戸は道が狭い。それでいて綺麗なのがいい。赤い提灯が何か非日常感を出してくれる。

そして元町・中華街から海へ。30年前(もうそんなになるのか!)に花火大会で来たのが懐かしい。

ちなみにポートタワーがないと焦っていたら、白いカバーのかかったそれだった。

大道芸なんかもやっていたが、横浜と比べると賑わいはやや少ない。広いメリケンパークに人はポツポツといった感じだった。落ち着いて散歩するにはこれくらいがいいのかもしれない。

 

そんなこんなで3日間、ゆるりと普通の観光をした。

ラソンで爪を潰していたので、この週はちょっとお休み。翌週からちょっとずつ登山仕様の身体にしようと思う。