クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

なんとなく野川ジョギング

日曜日は東京マラソンの実況を聞きながら野川沿いをジョギングした。

野川は東京都国分寺市あたりを水源とする小川というか、ところどころ側溝のような川だ。のっけから失礼千万なことを書いたが、それでも水辺の情緒が感じられる数少ないところである。

高知で走ってから次の目標を失っている。とりあえず体力、脚力を回復させて残雪期の山かなあと考えている。

だらだらっと走っていたが、水辺は車の音がそれほどせず気持ちがいい。さらに東京マラソンの実況を聞いているとテンションが上がってなぜかオーバーペースで走ってしまった。

かつて会社の後輩が東京マラソンを走った。コースは東京の一等地で、それなりにテンションが上がるという。そして、コースが比較的平坦なので、坂道が辛いということはないらしい。

私はというとこれまで奈良と高知のフルマラソン、岩手で100kmを走ったが、どれも岡越えや橋越えがあって、坂で脚力を削られた。記録を狙うには良い大会なのだろう。

この日は久しぶりに長距離を走ったのだが、私の脚もフルマラソンのダメージからは回復したようだ。

水辺は鳥だらけ。

バードウォッチングが趣味なら良さそう。私には鴨とかくらいしかわからないので、そういう趣味も増やしてもいいかもしれない。ただ、私は野草もそうなんだが、食べられるものしか興味を持たない癖がある。

この日は鳥たちが格好の被写体になっていたらしく、一眼からスマホまでさまざまなカメラマンたちがいた。

古民家と水車を眺めてそこからはぶらぶら散歩しながら帰った。

このところランニングばかりで上半身が弱っているので、クライミング能力も戻しつつ山に戻りたい。