クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

パッククラフト、奥多摩で処女航海①

先々週にパッククラフトを買った。先週末は休日出勤と雨というわけで部屋で試しに膨らませるのみ。

今週末は日曜が天気回復というわけで、奥多摩までえっちらおっちら行って来た。

 

さて、処女航海の場所なのだが、流れのあるところはまだ難しい。とりあえず静水でやろうということで、白丸湖を選んだ。

白丸湖多摩川の上流にあるダム湖で、青梅線の終点、奥多摩駅の一つ手前の白丸駅からすぐ。車を持たないわれわれにとってはアクセスしやすい場所というのが重要なのだ。

先日買ったパッククラフトを自宅でほぼお蔵入りにしていた80ℓパックパックに入れて、いざ出陣。

出陣したまではよかった。

ただ、なぜかわれわれ2人とも眠く、立川で乗り換えてはウトウト。青梅で乗り換えてもウトウトしていたら目的の白丸駅を通り越して奥多摩駅に着いてしまった。

何やっとんねん。

仕方ないのに、川沿いに歩きながらパッククラフトを浮かべられそうなところを探す。奥多摩駅からしばらく歩くと海沢渓谷への入口となる海沢大橋があった。ここから沢登りをしたことがある。

このあたりで川に下りられる地点を発見。川に下りて砂地の上でパックラフトを組み立てる。

パックラフトは簡単に言うとゴムボートだ。

空気はバルブから入れる。ただ、口で吹くなんてことはできないので、付属のアダプター付の袋を使う。袋に空気を入れ、その空気を押し入れるというのが今の主流。後で知ったが、電動で吹き込む簡単な機械もあるらしい。

30分ほどかけて膨らまし、荷物を整理。2人乗りなので、バルブは2つあり、時間は2倍かかった。水に浮かべるとややしぼんだので、口でさらに空気を足して準備完了だ。