クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

遊びの予定と生産性

今年の夏は2年ぶりに北海道に行こうと思う。先日、バタバタしている最中に「ええい!」とばかりに予約してしまった。

この年で遊ぶことばかり考えているのは大人になり切れていないからだろうか。

相方の友人は娘に「大きくなったら何になる?」と訊いたら「うーん、ケーキ屋さんかな」と答えた。そして、その子は「ママは大きくなったら何になりたい?」と訊き返されて答えに窮したそうだ。

私だったらどう答えよう。

今は金融工学に興味がある。以前、営業管理をやっていた時に投資採算計画書のベースを作っていた。それから経理でいろいろやっているうちにファイナンスの勉強をしないとなあと思い、ちょこちょこ本を読んでいる。ファイナンスを知るには経済をしらないとと思い、さらに図書館で本を借りているうちに、金融工学も知らないとと思い始めた。

あと、先日買ったパックラフトで遊ぶことも考えている。それに登山でも行きたいところがいくつもある。

金融工学とパックラフトと登山では全く関係ないが、とにかく今は時間が足りない。

3年前に行った北海道・利尻

遊びまわっていていいのだろうかと思っていたら、大前研一さんの本を借りて読んで勇気づけられた。

大前さんは、まず遊びの予定を先に入れ、何が何でもその日程を確保するのだという。先に押さえてしまえば仕事をどう片づけるかの段取りが重要になる。限られた時間で成果を出す必要があるので、より生産性が上がるのだという。それに老後の趣味は現役時代から作っておかないと間に合わないらしい。

どうも日本人は遊ぶことに後ろめたさを感じるので良くない。できる人は遊ぶのだ。

というわけで今年の夏も一生懸命に遊ぶ所存である。ちなみに今年こそは大雪山からトムラウシの縦走をしたいと考えている。