クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

長野・飯盛山に涼みに行く②

前置きが長くなって二部作になってしまった。

今回目指す山は飯盛山と言うくらいだからご飯を盛った山だ。野辺山駅清里駅のどちらからでも行けるそうなので、野辺山駅から歩いて登頂し、清里駅に下りることにする。

野辺山駅はJR最高所にある駅だ。

野辺山駅から舗装道路をてくてく歩く。畑が多く、大型のトラクターが砂埃を巻き上げながら走っている。

危ないので歩道を相方とくっちゃべりながら歩いていたら、側溝を塞ぐ板を踏んだとたん、板ごと溝に落ちてしまい、脛と掌を負傷してしまった。

山に入る前から負傷とは、なんでやねん。

気を取り直してシシ岩と呼ばれるところの近くから山中に入る。

と言ってもかなり緩やかな坂の山で小学生向けのハイキングに良さそうな山だ。歩き始めて2時間くらいで山頂近くに来てしまった。

山頂付近からは八ヶ岳の展望が良いそうなのだが、この日は雲に覆われてしまった。南アルプス北岳方面は見えるのでこちらの写真を撮っておく。

都内は最高気温35℃という予報。日が照るとそこそこ暑いが、標高も高いし30℃に満たないだろう。

ただ、電車で4時間かかったわりに頂上まで2時間だとやや物足りない。清里駅の方に下ると千ヶ滝というところがあるらしいので、寄ってみた。

下ると気温が上がったので、滝の近くにいって飛沫を浴びると気持ちいい。

ちなみにこういう滝を見ると、どこから登れるか見てしまう。中央部の出っ張ったところから登れそう。私には無理だけど。

 

清里駅の周辺は軽井沢に似たおしゃれな建物が多いが、スキーリゾートのなれの果てか、閉まっている店が多くて、ややゴーストタウン化していた。

清里駅に着くとちょうど列車が来ていたので飛び乗ってすぐに小淵沢まで行ってしまい、小淵沢駅の丸政で駅弁を買い、中央本線に乗って帰った。