昨日、久しぶりに山道具について書いたけれど、今週末は秋田に行こうと思っている。
秋田のどこかと言うと白神岳に登ろうという計画。前々から白神山地には行ってみたいと思っていたのだが、アクセスに難があるのでなかなか実現しなかった。
加えて世界自然遺産ともなるといろいろな制約が加わる。本当は山の中で焚き火でもしたいところだったが、秋田県側の核心エリアでは釣りや焚き火はおろか立ち入りも禁止。
帰りも時間がかかるので、今回はおとなしく登山道を辿って山地を上から眺めてみようと思う。
青森から秋田へ山林を突っ切る道路が計画された。当時は「白神山地」という呼称も一般的ではなく、経済的な価値のない山林を切り開いて地域経済を活性化するという趣旨のものだったようだ。
これに対して反対派が立ち上がり着工から8年の歳月をかけて中止に追い込んだ。ただ、この反対派は山地への立ち入り規制まで主張していたわけではない。建設中止とともに別角度から始まった話らしい。
環境保護と行政の対立の舞台裏はドロドロしていそうだ。行く前に幻滅するのも嫌なのでこれについては帰ってから調べようと思う。
というわけで今回は白神山地に入るというより「眺める」もしくは「見に行く」。
さて、週末の天気はどうじゃろな。