都内の真ん中と言える日本橋あたりをぶらり歩いた。
とはいえ、ただ書類を持ち運ぶお使いなので優雅にお茶したりわけでも、取引先に持参する菓子折りを三越で買ったわけではない。
初めて都心を歩いた時の田舎っぺ丸出しの感動はもはやない。
先月、思い付きで都道府県をひたすらイジるということをやった。
そんなことをしていてナンだが、今はなんとなく地方に住みたくなっている。
「都道府県魅力度ランキング」というのとは別に「20代が住み続けたい都道府県ランキング」というものがあるらしい。「なぜ20代?」という疑問は残るが、それ以上になると家を買ったりして動きようがないからかもしれない。
上位は福岡県、大阪府、北海道となるらしい。ただ、これも下位に目を移した方が面白い。
45位 秋田県
46位 青森県
47位 徳島県
なぜか徳島県が不人気だ。これは「魅力度ランキング」でも同じでなぜだろうという感じがする。正直、徳島のイメージは鳴門の渦潮くらいなものだけど、板東英二や瀬古利彦の出身地でもあるし、昨日たまたま見た日本将棋連盟のホームページによると灘蓮照という将棋士も徳島出身だった*1。
「徳島ラーメン」くらいでは住まないということか。良くも悪くも関東の人からするとイメージのない県なのかもしれない。
青森、秋田は雪深いという意味でわかる気がする。
かつて友人が青森県八戸市に住んでいて、雪のないシーズンは魚介類が美味いし、日本酒が合うしで非常によかった。
ただ、若者が遊ぶ場所がない。滞在3日目、ショッピングモールに連れて行ってもらったが、「ここが八戸のディズニーランド」と言われた。確かにここだけはディズニーランド並みに若者であふれていた。
秋の奥入瀬渓谷や冬の八甲田山に行って酸ヶ湯温泉に入るのはよさそう。自然が好きじゃなければ住めない。
秋田は米が美味しい、なまはげ、秋田美人くらいのイメージ。
白神山地は行きたいかな。夏なら沢歩きが楽しそうだ。秋田は私自身がほとんど行ったことがないので、探せばいろいろあるかもしれない。
ただ、同じ東北なら蔵王スキー場があって蕎麦と山形牛のおいしい山形県がいい(すごい偏見)。
それにしてもこの三県に関する写真を自分の手元で探すと、まったくないことに気づいた。魅力がない?いや私が知らないだけだろう。
かつて広島市の外れに住んでいた。駅から徒歩45分で、バスで15分。いわゆる田舎だったが、東京のようにコセコセとしていなかった。店は夜8時には閉まるし。
でも最近6時に出社して20時に退社して帰る生活よりよっぽどいいかもしれない。