クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

登山を動画に残すということ

久しぶりに土日出勤をしないでのんびりした。結局半日家で仕事をしていたのだから、のんびりとも言えないのだけど。

日中は散歩がてら走り、家に帰って、夏の縦走ラインを考えつつ、ボーっと登山関係のYouTubeを見てしまった。

かつて動画づくりをやってみたことがある。

GoProとかの高級アクションカムを使うわけではなく、防水コンデジの動画モードを使う程度なのだが、そこそこ撮れるものだ。予備バッテリーとかはないので、数秒ずつ撮って、後でつなぎ合わせる。BGMを入れる。

わずか2分か3分の動画なのだが、2時間くらいかかった気がする。いい場面を切り取って、繋いでというだけで同じ場面を10回は見ることになる。

出来上がると楽しいのだが、編集に時間がかかり過ぎて3本くらい作ったところで止めてしまった。

冬の西穂高に行った時、友人の真似をして動画を作った

動画で残すというのはそれなりに楽しい。写真と違って、動いているとその時の情景が思い出しやすい。

ただ、問題は撮った時間以上に後処理に時間がかかることだ。それとアクションカムのように両手の空くものがあればいいが、片手で撮りながらはやはり危険が伴う。

それより何より動画があっても多少の説明がなければ見ていて面白くないということがある。ただ歩いているだけでは行ったことのある人以外はどこで何をしているのかわからないのだ。

かと言って独り言のように自分でナレーションを入れるのも少し考えモノで、あまりやりたいと思えない。たまに山中で「ここは〇〇山山頂です」とやっている人を見るけれど、電車内の携帯電話と同じで少し迷惑にも思える。

いわゆるユーチューバーというのは大変だ。

 

いまのところ、私は思い出を写真に残し、ブログに綴るくらいにしている。