今週に入って夜のジョギングを再開している。
帰宅してから走るのに、一番の課題はお腹が空くということ。夕食前に走るのだから糖分が必要となる。何も摂取せずに走り始めると、日によってはシャリバテ。つまり低血糖で動けなくなるような感覚になる。
しかし、一方で現代人は炭水化物を過剰に求めたがる「炭水化物中毒」でもあるらしい。

実際のところ、日本人の好むコメという作物は究極に不自然な食品だ。
遠藤周作の『破獄』を読むと、戦前の日本人がいかに米に依存していたかわかる。刑務所では法律によって物資不足の折にも囚人には米をしっかり支給していたらしい。看守は米を食べられず、囚人は食べられるという不合理が起きていたようだが、それによってもたらされたのは脚気である。米だけ食べる囚人は脚気になり、雑穀を食べざるを得ない一般人の方が健康という状態になったのだ。
そう考えると糖分のみを効率的に摂取するのは、一時的に腹が満たされても身体には悪いらしい。
野田知佑さんの『北極海へ』を読むと、炭水化物だけを摂取してカヌーを漕いでいたら、突然力が入らなくなったという。
これは身体の脂肪分が失われて低脂質症になったことが原因だった。長期の重労働に対して炭水化物だけでは身体はついていけないということらしい。
さて、マラソンみたいな重労働をするには糖分と脂肪をうまく活用できたら、最後までバテずに乗り越えられるというWEB記事も読んだことがある。気になるので、今回は大会まで3ヶ月。ちょっと試してみたい気がしている。