実家に帰るのに久しぶりに新幹線を使った。まあ、大概夜行バスを使ってたしね。
会社終わりに駅弁を買って新幹線に飛び乗ったわけだが、今はどの駅弁も高い。平均して1500円くらい。諸価高色である。そんな中、比較的良心的とも言える崎陽軒のシュウマイ弁当を買った。

崎陽軒のシュウマイ弁当は昭和29年、1954年発売らしい。浅田次郎は翌年に町内会の旅行で温泉に行く途中、これを食べたという。
関西出身の私にとって中華は「餃子の王将」か「551の蓬莱」で、横浜に住むまで全然知らなかった。妙なことに、崎陽軒の弁当を始めて食べたのは帝国ホテルである。
なぜと思われるかもしれない。当時、年始に会社のイベントで帝国ホテルを使っており、朝一から駆り出されている下っ端にも食事を出す必要があったわけだが、帝国ホテルで供される弁当で一番安かったのが崎陽軒のシュウマイ弁当だったというだけである。
そんなわけなので、慌ただしくかきこむだけで味なんて覚えていない。おまけに4回ほど参加したな間の1年目なんて弁当が足りずに食い損ねてしまった。
そんな恨みの弁当である。
とまあ、過去の食べ物の恨みまで書いたけど、久しぶりに食べると冷めても旨いのはさすがである。
弁当は東京駅を出て、崎陽軒の地元横浜に着くまでに食い尽くしてしまった。