2020年年末に買ったCanon EOS Kiss X10で正月試し撮りした。
10年ぶりに買ったのでもっと興奮するかと思ったら、案外淡々としていて、ようやくの撮影である。
まっ、とにかく率直な感想を書いてみたい。
①モード切替が変わった
X4からの一番大きな違いは電源と各モードの切り替え。
X4がONとOFFだったのに対し、X10はOFF、ON、動画モードの切り替えになっている。ただ、とっさに操作すると動画モードに入ってしまい、これが困る。
一方で、マニュアル・プログラムオート・オートなどの切り替えは選択肢が減った。実際、X4では風景モードや人物モードへの切り替えはほぼほぼ使わなかったので、これはこれでいいかも。
②シャッター音はキレッキレ
個人的な感覚だが、シャッター音のキレが良くなった。
どうでもいいような話だが、シャッターを切るという感覚が心地いい。
X4は「ガシャ」、X10は「カシャン」という感じ。
③オートは性能アップ
オートフォーカスの性能は格段に上がっている。
X4ではウイーンと言ってなかなか合わなかったピントがすぐに合う。さすがに10年分の進化がある。まだ動画モードはそれほど試してしないけど、これも格段に進化しているようだ。
少なくともX4はボケて合わせてを繰り返し。動くものはなかなか撮れなかった。X10は操作者が動いてもそこそこ合わせてくれる。
④グローブでの操作はX4に軍配
X10は ボタンが全体的に小振りに。冬用のデカグローブでX10の操作は不安かも。
厳冬期に使うなということか。
マニュアルフォーカスはツマミの部分が大きくなってやりやすくなっている。
X10はオートでガシャガシャ撮る前提のようである。
そんなこんなでほめているような文句を言っているような感じだが、次では肝心の「作品」について比較してみたい。