クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

奄美・沖縄の世界遺産登録とエベレストのコロナ対策

ここのところ週休1日、平日は12時間以上職場にいるのが普通なので、ほぼ最新情報が入らないのだが、たまたま見たニュースで気になったもの2つ。

 

①エベレストでコロナ対策

中国がエベレスト山頂が混みあうので、分離線を引くのだとか。

エベレストは、ネパールとチベット(中国)の国境に位置している。当然ながら登山者にとって重要な場所であるのと同時に、国家としてもデリケートなエリアになる。

北京オリンピックの際に聖火を山頂に持ち込むということで、他の登山隊をシャットアウトしたこともあるけど、今回もネパール側に断りなく「コロナ対策」の大義を掲げて規制をかけているのではないか、というのがぱっと見の印象。

エベレストの頂上は酸素が平地の3分の1。気温はマイナス40度に達することもある。ウイルスも生きていけないような気もする。

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日本の山ならウイルスも生きていける


奄美・沖縄の世界遺産登録

歓迎すべきなのだろうか?

世界自然遺産では、知床や屋久島へは行ったことがある。今は白神山地に行きたいのだが、どうも規制が多くて計画が立てづらい。

奄美も行きたいエリアであったのだが、世界遺産になったら立ち入り規制がかかるのは必至。西表島もいろいろありそうだ。「怪しい探検隊」が昔、銛でウナギを突いていたけど、そんなこともできないだろう。

 

たまたま気になったものを挙げてみた。

全く違う内容であるものの、何かを「規制する」という点では同じ。そして世界遺産もエベレストも「遊びの対象」であることも同じ。

してみると、遊びを規制したがるのがお上なのかもしれない。