クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

プレミアム付商品券がやって来た

わが市にも商品券とやらがやって来た。

確か去年ももらったような気がするのだが、今回はタダ券ではなく現金との引き換え。名称もプレミアム付商品券となっていて、仕組みはやや面倒なものになっている。

①使用期間は3ヶ月

②指定店のみで使用できる

③1冊5,000円で6,500円分使用でき、1人5冊まで購入可

というルールで、希望冊数をネットで応募し、通知ハガキが届き、それを持って公民館で購入するかなり面倒な手順で入手した。

現金をいちいち持って行くところが役所っぽいところだが、土日に受け付けてくれるところは感心した。

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文句を言いつつも恩恵には与ろうとするところが我ながらせこい。

ただ、この商品券の最大の問題は使用店舗が限られていることにある。券には2種類あって、A券は商品券加入の全店で、B券はより限られた店でとなっている。具体的に書くとA券はディスカウントスーパーでも使えるが、B券は比較的小さな店舗や飲食店でのみ使用できる。

想像するにA券は消費者の家計保護に、B券は市内の小売業者補助にということだろう。A券を使いきるのはおそらく問題ないのだが、問題はB券で、これを使えるかどうかが鍵となる。

ここで無駄遣いしてはテキの思う壺なのだ(テキとは誰だ?)。

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正直、よくわからないのが加入店舗のラインナップで、ドラッグストアやコンビニ、飲食店は大手でもB券が使えたりする。商品券というのは店側で換金できるのに間が空くだろうから、ある程度資金力がないと加入もできまい。

どうも補助金やらこういうものは設計上の不備が目に付いていけない。

昨年、1人あたり補助金10万円が出された時に「補助金は受け取らない」とか「寄付する」という有名人が出てきたものの、本当のに何が「世のため人のため」になるのだろう。友人の一人は

「街の飲食店は俺が支える!」

と嘯き、夜な夜な外食をしているらしいが、それくらい自分も楽しんで散財する方が潔くていい気がする。

地獄の沙汰も金次第と言うが金はあの世に持って行けない。私には日々をどうさりげなく楽しむかが一番の世のためのように思える。