最近、青と赤のウェアをよく買う気がする。
以前は地味な黒やグレーが多かったが、雪山を始めてからは遭難しても発見されやすい鮮やかな色を選ぶことが多くなった。そうこうしているうちに赤や青、黄色が増えて信号機のようになってきている。
これでいいのだろうか。
そんなことを書きつつ、パタゴニアのアルティバ ライト アルパイン パンツを買ってしまった。２度入力するのが嫌になるくらい長い名称。
アルティバ ライト アルパイン パンツ。
前にYamakei onlineに載っていていいように書いている。まあ雑誌社からするとスポンサーだい悪いことは書いたりしないんだけど。すっかり忘れた頃にウェブアウトレットに出ていたので、週末に酒の勢いに任せてポチっとやってしまった。
最近でこそウェブで買うことに慣れたものの、実際のところ非常に怖い。商品が届かないというトラブル以上に想像していたのとまったく違う商品が来る可能性がある。
慎重に慎重に、いろいろなウェブの評価なんかも参考にして決めるのだが、このアルティバ ライト アルパイン パンツ（長いなあ）は情報がなさ過ぎて薄手のパンツという以外わからない。
わからないのに買うのもどうかという感じだが、ちょっとどんなものだったか書いてみたい。
さて、現物確認。あまり写真をバシバシ撮るほど見栄えもしない。
手に取ってみるとかなり薄手。薄いジャージという感じだ。しかし、撥水加工がなされているらしく、表面は少しツルっとしている。
ガシガシ藪漕ぎとか沢登りに使うには不安な反面、夏の岩場の多い縦走とかクライミングにはいいだろう。
特長はウェストが紐締めというところ。ナイロンベルトとプラスチックのバックルが多い中で珍しい。クライミングを想定した場合、ハーネスを着用することになる。ハーネスを着けなくてもバックパックのウェストベルトもあるし、。ウェストに何重にもいろいろ巻きつける不快感を解消できるかもしれない。
色は結構鮮やかな青。少し前に買い足したモンベルのマウンテンガイドパンツよりさらに明るい。
今使っているヘルメットは黄色、よく使うフリースは赤かオレンジだから、このパンツを組み合わせると極楽鳥になってしまいそうだ。
まあ輝ける若さを失っていくわけだから服装くらい派手にして山に向かいたい。
