クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

ブランドへのこだわりは必要?~山道具の失敗あるある③

最近読んでいる本に、Amazonがブランドを破壊したとあった。確かにAmazonオリジナルでも結構いいキャンプ道具が手に入るらしい。ブランドに大金をはたく時代ではないのかもしれない。

しかし、夏に北アルプス槍ヶ岳なんかに行くとやはりブランド天下。最近でこそワークマンとかも珍しくないものの、ベテラン感を出したいとかこれも別の意味でのブランド嗜好だろう。

本当にブランドにこだわる必要はあるだろうか?

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こだわりの発端はマムート

私がブランドを意識しだしたのは、山で出会った友人がpatagoniaでガッチリと固めてきたのを見てからだ。

概して男はウェアのメーカーを揃えたがる傾向にある気がする。ジャケットとパンツを別メーカーにしたがらない。

そんな影響を受けて、マムートで揃えだした時期がある。フリースに始まり、パンツ・長袖シャツ・帽子。ここまではいい。

難関はダウンジャケットとアウターウェアで、ハードシェルはジャケットだけで10万円とかする。カモシカスポーツに通って、アウトレットを覗き、ダウンジャケットはゲットしたものの、ハードシェルはLLとか3Lのドデカサイズしか出回らない。

結局、ハードシェルは諦めて、ジャケットをTHE NORTH FACE、パンツはモンベルとなった。

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ジャケット・パンツはメーカー混合に

ブランドにこだわる理由。それは統一感が出るからである。

メーカーの雰囲気を合わせることができるから、センスのない人間でも変な格好にならない。

女子は自分でコーディネートするのだろうけど、自信のない私なんかにはいい。

しかし、代償はマムートの例のように同一メーカーに大金を献上することになる。おまけに自分には似合わない色しかないということにもなりかねない。

結局、今は色のバリエーションが多いpatagoniaとモンベルの混成が私のスタイルだ。

それでもセンスがないといわれたらどうしようもない。山道具はファッションではないと開き直るしかない。