クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

久しぶりに雪の八ヶ岳・赤岳登山①

久しぶりに雪山に行こうということになった。

雪山といえば12月末にも久住山に登ったばかり。ただ、あの時はクランポンもアックスも使わず。私なんぞは、ストックもチェーンスパイクといったものも使わないまま下山してしまった。

ここ最近、雪山装備も錆だからけなので、八ヶ岳でも行くか、と相なった。

バス停のある美濃戸口から登山口の美濃戸までは案外雪が少ない。美濃戸口なんて雪がないくらいだ。

それが標高を上げ、美濃戸山荘を過ぎると一気にふわふわの雪景色に変わる。

美濃戸から南沢に入り、行者小屋を目指すと消火剤を撒いたような木々が登場した。

久しぶりの積雪期登山だが、こんなことは初めて。湿度が高いのかとも思ったが、雪自体はサラサラしている。

行者小屋の手前に立つと横岳がドンと目の前に。早朝は晴れていたのが、午後になると少し雲が出ていた。

そういうわけで、一日目は行者小屋でテントを張って終了。

寒いので寝袋に入ってしまうと、もう出たくない。無風で天気も良かったが、結局は寝不足もあってテントの中でごろごろして過ごしてしまう。

明日は晴れたらいいな、とか呟きながら、暗くなると早々に寝てしまった。